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新装版 動く家の殺人 (講談社文庫 う 23-13)

新装版 動く家の殺人 (講談社文庫 う 23-13)

新装版 動く家の殺人 (講談社文庫 う 23-13)

作家
歌野晶午
出版社
講談社
発売日
2009-08-12
ISBN
9784062764391
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新装版 動く家の殺人 (講談社文庫 う 23-13) / 感想・レビュー

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セウテス

【信濃譲二】シリーズ第3弾、家三部作。驚く事に信濃譲二は殺されたという始まりに、物語に引き込まれない筈はない。信濃譲二は、劇団マスターストロークの公演制作を手伝う。しかし公演初日、作者でもある滝川が舞台上で胸を刺されて死亡する。本作は、感想の中々書き難い作品である。ただ「長い」「白い」と順番に読んで来た読者なら、謎を解きやすいと言えるだろう。それはひとつの謎でしかなく、逆にタイトルの三部作からすれば、多少の問題が在るかも知れない。それでも謎を解き、心に残る複雑かつ重たい余韻は、歌野氏らしいと唸ってしまう。

2020/08/13

HANA

探偵信濃譲二シリーズ三作目にして最後の事件。本書を通じてあるトリックが仕掛けられているのだが、ミステリを読みなれていると冒頭二行だけで種が割れるのが困りもの。このトリックって基本名作が多いから、探偵がある事をされるというだけでこちらはピンと来てしまうのである。主題がそちらに置かれているせいで、事件のトリックは小粒になっているしね。で結局探偵はある理由で最後の事件となるわけであるが、この理由で最後になるの前代未聞ではなかろうか。あと著者のその後の活躍を見ると、ここで名探偵を切り捨てたのは先見の明があるなあ。

2022/09/01

ダイ@2019.11.2~一時休止

信濃譲二その3。読み初めから違和感全開ですが、そう思わせるのが上手い。見事に騙された。

2013/08/24

yu

Kindleにて読了。タイトルはそういうことでしたかぁ。何だかちょっと肩透かしな感じがしてしまった。

2019/04/13

yucchi

信濃譲二シリーズ第3弾。シリーズ探偵の死という衝撃のスタート。それでいてこの探偵らしい終わり方。この作品もやはりシリーズ順に読んでから手にとって欲しい。家っていうか劇場なんだよね。どうしても家って題名に入れたかったのね(笑) ラスト一行が見事。

2015/10/04

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