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時の輝き (講談社文庫 お 107-2)

時の輝き (講談社文庫 お 107-2)

時の輝き (講談社文庫 お 107-2)

作家
折原みと
出版社
講談社
発売日
2009-10-15
ISBN
9784062764971
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時の輝き (講談社文庫 お 107-2) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

30年ほど前の刊行、110万部も売れた作品だそう。通勤ドアto ドアの片道1時間半を毎日の読書に費やす私ですが、片道で読み終わるほどの読みやすさ。確かにスマホもないバブル真っ盛りの時代に、こうした女子高生目線の純愛ストーリーは当時の中高生などにうけたのも頷けます。看護師を目指し実習を頑張る高校生由花は、初恋の相手と再開付き合うことに。しかし突然別れを告げられ、真相を知る。命、愛、決意、覚悟、そんな大切なものが散りばめられた、ライトだがホロッとさせられる作品。これを読み看護師を目指す方がいたのも納得‼️🙇

2019/05/30

いりあ

折原みとが1990年に講談社X文庫ティーンズハートから出版したライトノベルの復刊。1995年には実写映画化もされました。出来るだけ若いうちに読んで欲しいと思う作品です。主人公の看護実習生の由香が実習先の病院で初恋の相手シュンチと再会し、付き合い出しますが、ある日一方的に別れを告げられてしまいます。なぜ、しゅんちは一方的に別れを告げなければならなかったのか…。ストーリーはとてもシンプルです。それだけに作者の言いたいことがきちんと伝わってきます。たまにはこういうストレートな純愛物も良いかもしれないですね。

2013/06/03

non

看護学生の由花は病院で初恋相手と再会する。しかし、彼の生命には限りがあって、由花は残りの時間を共にする覚悟をする。漫画家というのもあって、軽い文体で最初は苦手だったけど慣れて、すらすら読めた。「受けついで行く人がいれば、その生命は、いつだって生きてるんだよ。」生命の重さ、生命と向き合うためには相当の覚悟が要ること、など考えさせられることがたくさんあった。辛いことに直面したとき、由花みたいに私も向き合うことができるだろうか。由花みたいな気持ちに寄り添える人になりたい。

2015/03/25

ちゃありぃ

久々にこういうわかりやすい本を読んだ気がするけど、なんか悪くないなって思えるのは、「死」というテーマがそこにあるからかもしれないね。軽い気持ちで読みはじめたけど、途中で全部わかっちゃったストーリーだけど、あったまったあったまった。すごくあったまりました、心が。

2013/12/09

尚太

書き方が、映画のNANAみたいっていう第一印象。 ただ立ち止まっているだけで、通り過ぎていく、時、を、感じることがあるとしたら、それは、幸せか、悲しいか 永遠とは? どうなのな? ちょっと感想がそれてしまったかな。 少しううるってしてしまった。 小説によって看護師になったとか、小説の影響力と言うんでしょうか?そのような影響が堪らなく美味しいです。 これだから、読書はやめられない。 作家になりたいとも思ってしう私は優柔不断です。

2014/05/29

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