秘密 小池真理子対談集 (講談社文庫 こ 47-8)
秘密 小池真理子対談集 (講談社文庫 こ 47-8) / 感想・レビュー
泉を乱す
アニーエルノー×小池真理子という帯を見ただけで即購入した本。大人になって(つまり精神的にはともかく30年生きてきた辺りで)好きになった2人の作家が、アニーエルノーと小池真理子だったので。とても大切な対談集。
2022/12/18
色々甚平
こういう作家同士の対談集を他にも読みたくなる。ホストとゲストを決めて話すため、互いの関係性によって場の空気が変わるのがよくわかるのも面白い。性欲や愛がテーマになっているので小川洋子作品は性描写がないという話も言われてみればと対談相手とある意味で比べることで見える部分もあった。そして、作家であるからこそ見える小説の読み方も面白い。一人一人に対して短く濃い内容になっているので、気になる作家が一人でもいれば読んでみると面白い発見があると思う。結構あけすけに物を言ってる所もあるので笑って読める。
2020/06/07
rakim
作家対作家、だから成立する「自然な本音」が面白い。読んだことのある対談集の中でも興味深いものの一つです。
2010/11/02
ぽっちゃりにゃんこ
小池真理子さんと9人の作家の対談集。作家だからこその視点。なんだか、とっても興味深くよみました,私は、短編はあまり好きじゃなかったのですが、ちょっと、今までと違った気持ちで読み進められそうです。
2015/07/08
あざすたしあ
小説を書きたい人、特に恋愛小説を・・・なんて人に特にお勧めしたい1冊。伊集院静さんが奥さんと再婚したときの約束、とか、小池&藤田夫妻の私生活?みたいな野次馬的目線でも楽しめる1冊。対談といっても、小池さんがきき手で相手がゲストって感じじゃなくて、ある程度対等に、ボリューム的にも五分五分な感じで話してるのが読み応え有る。
2010/01/14
感想・レビューをもっと見る