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プラネタリウムのあとで (講談社文庫 な 68-4)

プラネタリウムのあとで (講談社文庫 な 68-4)

プラネタリウムのあとで (講談社文庫 な 68-4)

作家
梨屋アリエ
出版社
講談社
発売日
2010-12-15
ISBN
9784062765596
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プラネタリウムのあとで (講談社文庫 な 68-4) / 感想・レビュー

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Kikuyo

大人になってしまうと失われてしまう視点が見事に描かれていて、なおかつプラネタリウム好きとしては面白さが際立つ。 あれSF?かと思いきやそうではなく、不思議で荒唐無稽な現象は 子供たちの感覚をそのまま表している。キツい現実のなかで何かにもがく。プラネタリウムはそこに何らかの作用をもたらす。やや理解出来ない点もあったけど面白かった。心の中で石をつくってしまう少女「笑う石姫」が好み。

2017/09/18

ぐっち

「あおぞらフレーク」の続編、こっちにありました。BL小説を書いてる雅世ちゃん…このシリーズの中で一番共感(笑)。石姫とさなぎちゃんも好きです。中学生もたいへんだなあ~。

2011/03/06

どれもこれもやりきれなくて、しかも悪い意味でやりきれないから、あまり好きじゃない。

2012/01/01

ごとうさん

悲しみに耐え切れなくなると脱皮できるなんて、ちょっと便利そうだな・・と思ったり、心に貯まった澱を小石として身体の外に排出したりと、やはりファンタジーな世界感がふわふわと漂っている読了後です。現実では脱皮したり小石落としたりはできないけれど、それに似たようなことは誰しもしているだろうから共感できるにかもしれないな・・と思った。

2012/11/26

おば

中学生という思春期真っ只中で、多感な時期だからこそ、気持ちの欠片が不思議な形で表現されるのかなと思いました。周りの些細なことや人からどう思われるのか、小さなことなのにすごく考えてしまう。気持ちと体が分離してしまう。作者の表現が素敵でした。

2012/02/06

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