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われら猫の子 (講談社文庫 ほ 33-2)

われら猫の子 (講談社文庫 ほ 33-2)

われら猫の子 (講談社文庫 ほ 33-2)

作家
星野智幸
出版社
講談社
発売日
2010-02-13
ISBN
9784062765909
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われら猫の子 (講談社文庫 ほ 33-2) / 感想・レビュー

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秋良

ところどころ現実に幻が顔を出して、その雰囲気は好みなんだけど舞台が日本では合わない気がする。だからコロンビア辺りがモデルの「チノ」がいちばん良かった。あとボルヘスが出てくるやつ。

2018/06/12

ねこ丸

世界観がとても独特。どれもこれも理解の範疇を超えてた。

2016/10/04

君吉

著者独特の背中からすーっとなってくる「怖さ」は全編通じて感じられて、面白かった。糞真面目なくらいの社会派の性質と詩的な叙情性を絶妙に併せ持つ作家だと思う。個人的には『ててなし子クラブ』と『エア』が好き。

2010/06/30

わゆ

表題作は、勝手に決めつけて、相手を攻撃して、返す刀で自分も傷付ける、そんな女性の「あなたは私のことなんか理解しようともしないのよね」という思いがぶつけられて、暗い気分になった。

2010/03/15

hayate

冒頭の紙女がほんとうにいろめかしくて凄い。いわゆる読むことの快楽と書くことの快楽というものを、性的なことを書くことによって表現する文学の手法を逆転させて、幻想的な描写の中に落としこんでいて、こういった短編小説の見本として人にすすめてまわりたいくらいの代物。文庫版の装丁よりは単行本版の方が好み。だって怖いんだもん 笑 

2014/08/07

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