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紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社文庫 き 45-2)

紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社文庫 き 45-2)

紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社文庫 き 45-2)

作家
北村薫
出版社
講談社
発売日
2010-03-12
ISBN
9784062765954
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紙魚家崩壊 九つの謎 (講談社文庫 き 45-2) / 感想・レビュー

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gonta19

2010/3/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2018/7/17〜7/18 9編からなる短編集。最後の「新釈おとぎばなし」がmy best

2018/07/18

tengen

北村薫さんの短編集。生活の中に潜むささやかな謎を解きほぐす軽やかな推理。確かにそんな感じ、残念ながら覆面作家や円紫など他のシリーズからは落ちるように思いました。「白い朝」は北村さんらしい優しさが、「新釈おとぎばなし」はらしいウンチクが、「俺の席」はオチが好きです。

2013/09/23

ダイ@2019.11.2~一時休止

短編集。白い朝・サイコロコロコロなんかが良かった。

2014/06/26

スカラベ

狂気、ミステリー、怪奇などが散りばめられた9つの短編。「溶けていく」は現実との境を失っていく身の毛がよだつような描写にぞわぞわとさせられる。「紙魚家崩壊」は両手が恋をしている女助手が印象的な探偵もの。「白い朝」は日常に潜むミステリーを爽やかに解き明かす。「サイコロ、コロコロ」と「おにぎり、ぎりぎり」はその可愛らしいタイトルを裏切らないほのぼのとしたお話。「俺の席」は自分とすり替わられる恐怖に戦慄させられる。「新釈おとぎばなし」は、新たな解釈によるミステリーの解決だけでなく、蘊蓄も楽しめる。

2022/05/14

青葉麒麟

この作者がこんなに軽快なモノを書いていたとは思いもしなかった。『新釈おとぎばなし』が面白くて面白くて(*≧∀≦*)「アリとキリギリス」や「カチカチ山」のラストが最近、あたりがよく書き換えられているのは知っていたけれど、やっぱりそれは間違っていると思う。悪い事や楽ばっかりした輩は痛い目に遭わないと教訓が活かされない。口絵のイラストが雰囲気があって良い。

2013/09/06

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