雑学のすすめ (講談社文庫 し 31-41)
雑学のすすめ (講談社文庫 し 31-41) / 感想・レビュー
流言
読むと誰かに話したくなる、とりとめのない蘊蓄本。日本では扱われることの少ないイスラム世界の話・ギルガメシュ叙事詩やアルハンブラ宮殿の話が特に面白かった。紀元前6000には既にワインが飲まれていたり一方で起源1500年頃まではイスラム教国がヨーロッパに存在していたりといった話にへえ、と感心していたら突如『おせちの田作りはもともとは金肥だった→稲の終了を増やすから田作り』というところに話が飛ぶ様はまさに雑学エンタテイメント。自分のアンテナの範疇では得られない知識を得ることができ、緩い気持で楽しむことができた。
2015/07/03
ぜんこう
ちびちびと読むのにちょうど良かった。知らないこと多くて勉強になったけど、頭の引き出しから出てくることはあまり無いかもしれない(^^;)
2022/06/10
青猫ちびすけ
博覧強記な清水先生の雑学が様々に詰め込まれた1冊。面白かった。たまたま併読している「銃・病原菌・鉄」と少しかぶるところもあるけど、清水先生の解説のほうが細部を見せてくれていて、これはこれで楽しい。
2017/02/21
ひのきもり
清水ハカセ&サイバラ画伯のシリーズ。なんというかコンビを組んで長い人たちの漫才を見ているような安定感があるような。つるつるつる~っと読めて、思いもよらぬ豆知識ももらって、てところが好きです。画伯の絵が少なめなのが少しさびしい。
りらりら
他の人の視点でどう見てるのかどう感じているかは説明されないと解からないものだ。イスラム文化は邪視の文化は言われてみないと解からない事でした。私も真似たい考えに思えました。10年前の出版なんで「邪視」は問題ないが現代ではやや問題ありかもしれない。著者はあくまで斜に物事を見る言う意味合いでの表現だと私がフォローしときます。まいどおおきに。
2018/05/07
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