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エブリリトルシング: クワガタと少年 (講談社文庫 お 106-2)

エブリリトルシング: クワガタと少年 (講談社文庫 お 106-2)

エブリリトルシング: クワガタと少年 (講談社文庫 お 106-2)

作家
大村あつし
出版社
講談社
発売日
2010-06-15
ISBN
9784062766838
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エブリリトルシング: クワガタと少年 (講談社文庫 お 106-2) / 感想・レビュー

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5 よういち

連作短編集。「ボクは右足がないけど、自分がちゃんとしてないとか、普通じゃない、なんて思ったことは一度もないよ。」「おじさん、ぼくはこの五本足のクワガタを買うよ」始まりは義足の少年が、足の欠けたクワガタを安価で販売していたクワガタ屋と交わした会話から。思い悩む人たちが、身近な人たちとの会話をきっかけに、新たな視点を与えられることで、自分を見つめなおし、新たな人生を歩き始める物語。◆文体は軽いがどれも優しいお話しばかり。帯の"人生が変わる奇跡の六編"というのは些か過剰か。各話に散りばめた伏線の回収が心地良い

2019/08/15

はつばあば

中高生には受けるのじゃないでしょうか。世の中がこの本のようだと皆が幸せでいられるのに・・と、ヒネタ婆はつぶやきますが、もう1冊この2.0を読んで心にオアシスを与えてやりたいと思います。

2016/03/16

★★☆☆☆

2019/08/24

Hiroki Nishiyama

短編がつながって一つの世界になっていく。人生もそういうものではないでしょうか。全てちいさなものの集まりが地球なんですね。 Every little thing という表題も納得です。

2011/08/21

yamakujira

読みはじめてすぐ気づいた。以前に読んだ本だった。5本足のクワガタに自己投影する少年の話から始まる連作短編集。ほとんど内容を覚えていなくて、読むにつれて「ああこうだったな」と思いだしていく。おもしろかったからとか、気になるところがあったからとか、そんな理由のない再読も新鮮だね。どの話も明るい未来を提示しているようなのが面映ゆく、なんだかウソ臭く思えてしまうのはひねくれ者のサガだろうか。 (★★★☆☆)

2014/02/28

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