陰の声 重蔵始末(五) 長崎篇 (講談社文庫 お 47-32)
陰の声 重蔵始末(五) 長崎篇 (講談社文庫 お 47-32) / 感想・レビュー
吉田 光貴
シリーズ5作目。正直今作自体は今一つ地味な印象だが、最後に物語が大きく動きだしたので続編に期待。
2016/04/19
のりべぇ
近藤重蔵始末記五巻。あれ?長崎篇もうおしまいか。 展開が早くないか。もう少し続かないと、キャラに馴染め切らないヨ。 ネタの話しの展開も良いのに、今一つ入りきれない、もどかしい。 この人の作品は、長編の方が好きかも知れない。 さて、いよいよ蝦夷篇か。これが楽しみだ。
2015/07/10
鬼山とんぼ
今回はいつも気になってしまう「老練な判断をするのに若者」という重蔵の年齢問題が意識されない流れになっており、長崎での抜け荷の取り締まりという本務に沿った短編5連作となっている。特に最後の表題作は奇想天外なクライマクスで、宿敵の女盗賊に得意の鞭で痛打を加えることとなり、心中で快哉を挙げた。
2017/09/03
Kyo's
長崎編、まだやり残したことがあるような気がするけど、これで終わりなのかー。江戸編の軽妙さは完全に陰をひそめ、重たーい話が多くなってきましたが、まあ面白い。重蔵、他のことは何でも知ってるかのような万能さを示すのに、なぜりよのことだけは先手を取られるのかが不思議。ちょっとやられ過ぎじゃないかなあ。
2017/04/22
沼田のに
薩摩藩の立場を説明する人の登場で溜飲をさげた。どうせ徳川家と島津家の都合のぶつかり合いだもん。後の興味は妙齢の女たちをどうするかだな。6/10
2014/12/19
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