虚空の王者 (講談社文庫 た 95-16 フェンネル大陸偽王伝 3)
虚空の王者 (講談社文庫 た 95-16 フェンネル大陸偽王伝 3) / 感想・レビュー
nins
シリーズ第3弾。前巻最後で誘拐されたソルド王国のソルド八世王を追うため、フェン達一行は鎖国をとっているパラクレスに入る。そこでフェンは襲撃を受け囚われの身となる。物語はパラクレス国内の問題へと移り、過去の因縁とソルド王国とのつながりが明らかになっていく。出ましたサチ。いろんな思惑があってのパラクレス入りしていたサチもここで合流。3巻に入って、ようやく物語が分かりやすい展開へ。ここまでくると急展開していく流れもそこまで気にならず。RPGゲームのような感じ。
2011/05/22
ななりー
シリーズ第3弾。前作続きの流れから舞台はまた新たな国パラクレスへ。このシリーズは1巻につき1つの国を巡っていくスタイルなんでしょうか?そしてそれぞれの国々にはそれぞれの特徴があり、国としての在り方をフェンが探しているような印象を受けました。フェンはまた辛い経験もありましたが、テオとの関係が少しづつ近づいてきていていいなぁと思いました。ただ人物の名前を覚えるのが大変で、ところどころん?ってなるところがあったので登場人物紹介が欲しくなりましたね。今後のフェンがどういう行動をとっていくのかに注目したいです。
2015/10/23
ソラ
内容(「BOOK」データベースより) ソルド八世王が誘拐された。王を追っている元王女で戦士でもあるフェンは新たな国パラクレスで襲われる。信頼するテオは倒され、フェンは監禁されてしまい、死を待つだけの状態に。彼女を襲った王に似ているクドラとはいったい何者なのか。王国を巡り、深まる謎と冒険の果てに…。
2010/05/22
眠る山猫屋
二巻から続く旅は、荒涼としたパラクレスへ。人体実験すら行われる鎖国国家の闇に触れるにつれ、それでも人らしく生きようとするフェン。そしてクドラやイトラ。なるほど“虚空の王者”の意味はここにあったのか。 エピローグとして付いていたベルテのショートストーリーが切なくて愛おしい。
2012/10/13
ソラ
【再読】
2018/04/28
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