びっくり館の殺人 (講談社文庫 あ 52-22)
びっくり館の殺人 (講談社文庫 あ 52-22) / 感想・レビュー
勇波
『館』シリーズ第8弾です。「小学4〜6年の子供たちが対象であり、なおかつ大人がよんでも楽しめるもの」として書かれた本作はこの要件を見事に満たしてるのではないでしょうか?『暗黒館』の後だけにこれで終わり?となるのはしょうがないか…。前作から鹿谷先生の出番がないのが少し残念。。全10作構想との事なので尻すぼみにならない事を祈ります。願わくは『時計館』並のドデカイのを期待します★
2016/06/15
イアン
★★★★★★★☆☆☆児童向けに執筆された館シリーズ第8弾。兵庫県内に建つ怪しげな洋館・びっくり館。クリスマスの夜に館の住人・俊生から招待された小学6年生の三知也は、密室内で刺殺された老主人の遺体を発見するが…。犯人は如何にして姿を消したのか。2年前に亡くなった少女と同じ名を持つ人形が鍵となる本作。クローズド・サークル内での連続殺人…という展開ではないため、シリーズファンからすると物足りなさは残るものの、奇怪な仕掛けやホラー要素は紛れもなく「館シリーズ」のそれだ。三ツ星レストランのお子様ランチのような作品。
2024/03/30
yu
Kindleにて読了。 なんだろうなぁ、なんともいたたまれないストーリーだったなぁ。 結局、色々な人の心に傷を残しただけのような・・・。ラストがまた、更に怖い。
2016/03/06
gonta19
2010/8/12 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2018/1/26〜1/27 綾辻行人さんの館シリーズ8作目。名物編集者であった宇山さんの肝いり、少年少女のためのミステリーランドの一冊でもある。そのせいか非常に読みやすい一冊。結末は謎を残したままであるが、果たして真相は?
2018/01/27
expensivewell
優しいタッチで書かれていて読みやすい。暗黒館の殺人の箸休めとしてちょうどよかった。
2021/03/06
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