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輝く夜 (講談社文庫 ひ 43-2)

輝く夜 (講談社文庫 ひ 43-2)

輝く夜 (講談社文庫 ひ 43-2)

作家
百田尚樹
出版社
講談社
発売日
2010-11-12
ISBN
9784062767781
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輝く夜 (講談社文庫 ひ 43-2) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

百田尚樹が小説を書く際に心がけていることは 読者に希望を与えたい、ということだそうである。クリスマスイブに起こる奇蹟5話はどれも 優しく心暖まる気がする。

2011/01/04

しゅわ

【図書館】百田さんの小説デビュー2作目。イブの夜、がんばる女性達に起きた5つの奇蹟を描いた短編小説集『聖夜の贈り物』を文庫化の際に改題したものです。 そそっかしい私は「まだ読んでない文庫があった!」と一緒に借りてきてしまいました。(涙) 基本的に内容はまったく同じですが、文庫の方には担当編集の方の裏話が載っていて…骨太なヒット作『永遠の0』と『ボックス』のあいだに、ちょっと間違うと陳腐とさえ評されてしまいそうなイイ話短編集をあえて執筆した 百田さんの「希望のある話を書きたい」という強い思いが印象的でした。

2014/03/20

takaC

知らなかったけど、これは小説家・百田尚樹の第二作だったのね。そう言われてみれば確かにそんな感じだった。

2017/03/11

射手座の天使あきちゃん

クリスマス・イブにおきた五つの奇蹟の短編集 精一杯ひた向きに生きている女性にサンタクロースがサプライズをプレゼントするお話、なんてまとめてしまうと身も蓋もないけど、猛暑日に読んでもグッと心に沁みてきま~す(笑) ちょっとO・ヘンリーに似てるかも?

2013/07/15

佐々陽太朗(K.Tsubota)

私は日本の冬に暴力的な猛威をふるうクリスマスという厚顔無恥な馬鹿騒ぎを憂い、昨今の恋愛礼讃主義に敢然と異を唱え、かような理不尽極まりないクリスマスファシズムに対し「日本人はもう一度節度を取り戻さねばならぬ」と主張するものである。が、しかし、百田氏が紡いだクリスマスイブの奇蹟の物語に目頭を熱くし、心がほっこりと温まった。多くを望まず、不平を言わず、真っ当に毎日を生き、ささやかな幸せを願う人にはこんな奇蹟があっていい。いや、あってほしい。小説はそんな読者の願いを叶えてくれる。素晴らしいことではないか。

2013/12/22

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