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冬亀 (講談社文庫 わ 20-5 お医者同心中原龍之介)

冬亀 (講談社文庫 わ 20-5 お医者同心中原龍之介)

冬亀 (講談社文庫 わ 20-5 お医者同心中原龍之介)

作家
和田はつ子
出版社
講談社
発売日
2010-11-12
ISBN
9784062768115
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冬亀 (講談社文庫 わ 20-5 お医者同心中原龍之介) / 感想・レビュー

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たち

おたいさんと光太郎さん夫婦のゴタゴタが落ち着いて本当に良かった。あの元気なおたいさんが落ち込む姿は痛々しくて見るに堪えない。後、このシリーズの犬猫コンビがすごく好きです。なんか癒される。そういえば、うちの犬も焼きいも好きだったな~。

2021/03/09

とも

シリーズ4作目。この巻好きだなぁ〜!そもそも龍之介様シリーズは本筋の定中役のお仕事よりも、光ちゃんおたい夫婦と、龍之介様宅の動物達目当てに読んでます。まず愛する旦那様のために頑張るのに空回るおたい、そのおたいの失態を許す光太郎君の成長に涙。そして今作では動物達の冬の様子が描かれます。可愛がられて冬眠しない亀、暖かい場所でうたた寝する陽介、そして命がけで越冬する鯉の松太郎。春を信じ耐え忍ぶ生き物の姿が好きです。今回特に心を惹かれた最後の文を引用。「北風が出てきてはいたが、池の回りは、まだ陽が陰っていない。」

2017/02/14

犬養三千代

このシリーズ二作目。光太郎 おたい夫婦はピエロ、お間抜け?の役割。それが最初に読んだときはイライラしたのだけれど、慣れてしまうというのか、またアホしてると思える。苦労せずにのびのび育った、今までの時代小説のレギュラーにはない夫婦だ。「緊張と緩和」の、緩和だ。、

2020/11/01

nyaboko

官職常中役コンビ第四弾。とうとう光太郎が一方的におたいに当り散らすハメに。けれど光太郎の対応に彼の成長が見えて微笑ましい。おたいもくよくよせずにがんばれ。どーせ光太郎はそのままでもドジ踏んで左遷されてたんだろうしさ(酷。龍之介は相変わらずの勘のよさと頭脳で難事件を解決してます。ただ今回は最後が突拍子も無い事件解決でなんだかなぁと。私の読解力が足りないのかしら?

2012/03/27

kazukitti

何となくキャラ配置にも慣れてきて、前巻でキャラ単位の過去の柵みたいなのは払拭出来たので、軽く第二部的な感じなのかな。まぁ推理は相変わらずホームズが無言でやってワトスンは喚いたり不満を述べたりしつつも従うってのは、ホームズ系のキャラ配置にはテンプレなのでソコはまぁそんなもんなのかなぁという感じだけど、人情サイドと推理サイドのバランスで、推理の方が季蔵シリーズの方みたいに自動解決っぽくなるとアレなんじゃね?と危惧されるような気配は、良くも悪くも和田節ということなのかしらw

2020/01/04

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