KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

天才柳沢教授の生活ベスト盤The Green Side (講談社文庫 や 64-3)

天才柳沢教授の生活ベスト盤The Green Side (講談社文庫 や 64-3)

天才柳沢教授の生活ベスト盤The Green Side (講談社文庫 や 64-3)

作家
山下和美
出版社
講談社
発売日
2011-02-15
ISBN
9784062768924
amazonで購入する

天才柳沢教授の生活ベスト盤The Green Side (講談社文庫 や 64-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

yoshida

天才柳沢教授の生活ベスト盤グリーンサイド。「樹のささやき」、「Pureness」、「心の雨」が特に印象に残った。「樹のささやき」では命が繋がれていくことが巧みに描かれている。柳沢教授が娘の世津子に亡き母の記憶を見いだす場面が印象的。「Pureness」では石神井氏が初めて一歩踏み出す勇気、それを受け止める学食の女性。柳沢教授が奥さんに花を買って帰るラストが晴れやか。「心の雨」でのカップルに声をかける世津子がしっかりしていて良い。世津子と一緒にいれるヒロミツは幸せだ。この幸せを大事に育んでほしい。良作。

2016/05/05

雲隠れひろ吉

良いお話だなぁ…と今回もしみじみ感慨に耽りました。柳沢教授をできれば多くの人に知っていただきたい…と思ってしまいます。柳沢教授を取り巻く日常が素敵に見えて、それはきっと柳沢教授の人となりからくるもので…羨ましくなります。そして柳沢教授の家族も素敵なんです。どのお話も大好きだけど「柿の木のある場所」「風を創る」「樹のささやき」「教授にとっての罪と罰」そして「Pureness」ある男性(講師)がやっとの思いで行動に出るのですが、そのときの教授の心の言葉と無性に嬉しくなった表情が、とても印象深く心に残ります。

2018/11/15

天の川

本を読むまとまった時間が取れず、なごみたくて手に取った。じんわりと良いなぁと思える話の数々。どれも面白いけれど、通勤途中で見る家族を教授がちょっと気にしていたのと同じように、家族の方も教授を気にしていた「柿の木のある家」が好き。学食のお姉さんカッコいい。えすとえむの「うどんの女」を読んだとき、何だかこのシチュエーションに似た話を読んだ気がする…と思ったのは、この話でした♪

2015/06/05

まるほ

学生時代に週刊誌に連載されていたのを読んでいて、その後も漫画喫茶で単行本を読んでいました。このたび図書館にベスト盤があるのを発見し、取り寄せた次第。▼久々に読みましたが、やはり再読するに値する良質の作品だと再認識しました。そのベスト盤なので、収録されているエピソードはどれも外れなしで文句なしです。心を揺さぶられ、思わずジワッと涙させられていた話もいくつかありました。

2021/04/27

のほほん@灯れ松明の火

雑誌の方で ほんとにたまーに、つまみ食いのように読んでいたので、前回の赤盤・青盤同様、こうしてまとまって読むことができて、とてもうれしいです。 クスって笑って、胸がギュって切なくって、ちょっと泣きそうになります。 うぅー、全巻読んでみたいなぁ。。。

2011/02/16

感想・レビューをもっと見る