カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫 み 63-1)
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫 み 63-1) / 感想・レビュー
starbro
道尾 秀介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。新作の『カエルの小指-a murder of crows』を読む前に、未読の本書を読みました。ザッツ・エンタテインメントといった作品です。伊坂 幸太郎に近いモノを感じました。続いて『カエルの小指-a murder of crows』へ。
2019/11/27
ehirano1
解説を読んで、当方は著者の思う壺であったことを確信。しかし、著者にやられたという敗北感はなく、著者の世界を(良い意味で騙されたことも含め)十二分に堪能できたという感が強いです。
2019/02/16
サム・ミイラ
違和感のあるタイトルも読了後はつくづくよく出来てるなあと感心してしまいます。人の繋がりや人生の辛さ温かさをこんなにも面白く素晴らしく描いてくれてありがとう。気持ちよく騙してくれてありがとう!くそ~!と言いたくなる良作。映画も良かったけれどやっぱり小説で補完すべき作品ですね。ネタバレになるけどこのどんでん返しに次ぐどんでん返しはまさに日本版スティング!超一級のエンターテイメント作品です。
2014/05/24
とも
大どんでん返し。ヤラレタ。「向日葵の咲かない夏」に続いての道尾秀介。前作はガッカリさせられた一冊だったので、今回も期待薄で読んでたけど、こりゃ面白い。散りばめられた伏線と回収。予想を裏切る結末。いやぁヤラレタ。次に読む道尾秀介の一冊にも期待大となりました。
2016/11/21
遥かなる想い
第62回日本推理作家協会賞受賞。中年二人と少女。そしてさらに二人で企てたペテン。 取立ての加害者と被害者という残酷な過去を背景に 読者を軽快に巻き込みながら、最後のドンデン返し。道尾秀介の才能に見事にひっかかった。 (2009年このミス国内第六位)
2011/09/11
感想・レビューをもっと見る