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刃傷 奥右筆秘帳 (講談社文庫 う 57-8 奥右筆秘帳)

刃傷 奥右筆秘帳 (講談社文庫 う 57-8 奥右筆秘帳)

刃傷 奥右筆秘帳 (講談社文庫 う 57-8 奥右筆秘帳)

作家
上田秀人
出版社
講談社
発売日
2011-06-15
ISBN
9784062769891
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刃傷 奥右筆秘帳 (講談社文庫 う 57-8 奥右筆秘帳) / 感想・レビュー

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TakaUP48

城内で併右衛門に伊賀者が切りつける刃傷事件が発生。襲撃を避けたが刀の鞘が割れ刃が見えたとのことで、あわや切腹か?併右衛門、絶体絶命の窮地!執政衆協議により併右衛門切腹の案を伊豆守が持ってくるが「切腹はならぬ」。評定所に預けよと家斉の弁。評定所での併右衛門は、奥右筆の知識をフル活用して、罪問わずを勝ち取る。無事帰宅した立花家では、衛悟と瑞紀の婚約を発表。ホッと暖かい気持ちになるも束の間、執拗に伊賀者の襲撃を受ける。瑞紀もあわやの場面で、冥府防人の助太刀。伊賀者は、越中守と治済に救いの二股をかけたのだが…。

2022/04/12

オーウェン

併右衛門が城内で切り付けられ、反応で脇差の白刃をさらしてしまう。 この御法度により、切腹を命じられる可能性がある。 そこで奥右筆の力を使い、前例がないかを探す評定による争いに。 今でいう裁判のようなものだが、これまで衛悟ばかりが派手な部分を担当していたが、ようやく併右衛門らしいエピソード。 御庭番集に対抗して伊賀忍が暗躍し始める。 2人の敵が続々増え始めており、油断ならない状態になってきた。

2023/10/15

海猫

展開上この巻は剣戟場面があまりない。そのぶん陰謀に対して主人公が仕掛ける駆け引きには法廷劇的な面白さがあり、比較的地味で静的な巻ながらもシリーズの厚みを感じさせられる内容だった。いよいよこのシリーズもクライマックスが近づいてきたようで今から次巻が待ち遠しい。

2011/06/28

金吾

○併右衛門と太田備中との戦いは面白かったです。刃傷の話はいくらなんでもやりすぎだろうと思いました。

2023/12/30

ぶんぶん

【図書館】ついに、八巻目に突入! 今回は計略により殿中での刃傷沙汰に巻き込まれる併右衛門の危機を描く。 それぞれが陰謀術数を巡らし、奥祐筆抹殺を企むが意外な技が・・・果たして、無事危難を乗り切れるだろうか。 ここに来て瑞紀が衛悟に心を寄せる場面が多くなった、本格的に「婿取り」の併右衛門の気持ちが固まった様だ。 失敗した伊賀者は、あの手この手で生き残りを考え、またまたひと波乱ありそう。 松平定信もしつこいし、一橋治済もまだ野望を捨ててないし・・・泥沼状態だな。

2019/07/19

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