悦楽王 鬼プロ繁盛記 (講談社文庫 た 92-2)
悦楽王 鬼プロ繁盛記 (講談社文庫 た 92-2) / 感想・レビュー
i-miya
2013.04.06(初著者、初読)団鬼六著。 2013.04.05 (カバー) 自らをサディストではない、と言い切る。 SMキングの立ち上げ、官能小説の大家に至る、を語る。 たこ八郎、渥美清らとの多彩な交流、70年代、アングラカルチャーの勢い、破天荒な私生活。 どんな風に生きてもいい、と教えてくれた鬼才の最後の自伝的小説。 (団鬼六) 1931、滋賀県生まれ。 関西学院大学法学部卒業。 1957、デビュー、26歳。
2013/04/06
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2013.04.09(つづき)団鬼六著。 2013.04.08 困難や失敗、辛いこと、悲しいこと、それをやり過ごすのに必要なものは、ユーモアしかない、と思う。 一人でその糸口を探すのもままならないとき、仲間たちの存在がどれほど助けてくれることか。解散パーティ。 太宰治、『右大臣実朝』、「明るさは、滅びの姿、暗いうちは、まだ滅亡せぬ-である」 (本文) ◎鬼プロ社員第一号。 私が倒錯的官能小説を主体としたSM小説雑誌「SMキング」を発刊したのはS47夏のことであった。
2013/04/09
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2013.04.16(つづき)団鬼六著。 2013.04.15 女子大生救護協議会、落ちこぼれ、大谷。 ぽんびきの説明。 当時援交はなかったが、つまりは、期限付援交。 ポン引き大谷約定書。 (1)S(スポンサー)は、女子大生の自宅またはアパートに出入りは禁止。 (2)性行為は、ラブホテル、また、一泊程度の旅行はOK。 (3)勉学の妨げ、中間試験、本試験の前5日間は肉交渉中断。 (4)恋愛感情はだめ、恋愛感覚で接すること。
2013/04/16
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2013.04.12(つづき)団鬼六著。 2013.04.10 和光産業時代、アルバイト執筆。 ◎『SMキング』誕生。 S46、発刊決める。 大阪のSM雑誌の老舗、『奇譚クラブ』。 教師時代から『花と蛇』という荒唐無稽の嗜虐官能小説、書いていた。 他誌にない知的な要素、入れよう。 文学のにおいも感じさせたい。 目黒の大鳥神社近く、庭付き豪邸の貸家出る。
2013/04/12
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2013.04.18(つづき)団鬼六著。 2013.04.18 (たこ八郎) 時代の趨勢、大衆はタモリや、ビートたけしのような知的喜劇人を歓迎。 たこ八郎は、たこ劇団、解散で、私の幼稚園児の娘のお守役。たこから電話、行方不明になった。娘から、電話、たこちゃんがいなくなった、ライオン檻前で待っているようにといったのを忘れて、トラだったか、ひょうだったか、・・・。 職員首切りにたこのはく科白、歯切れの良さ、感じた。
2013/04/18
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