屈折光 (講談社文庫 か 111-2)
屈折光 (講談社文庫 か 111-2) / 感想・レビュー
射手座の天使あきちゃん
仕事一途な天才外科医の父・内海遼一に反発し獣医の道を志した娘・綾子 創薬コーディネーターの恋人が高原の沼で変死体となって発見され事件の謎を追っていくと、その先に見えてきたものは・・・ 医療専門用語てんこ盛り、まさに「脳医学・解体新書」みたいな感じでメディカル・サイエンス好きには読み応えありです。 ただミステリーとしては駄作 これでは私も「買いたい新書!」とは行きませんね(笑)
2015/07/30
モルク
著名な脳外科医の父親、それに反発し勘当されて獣医師となった綾子。恋人の死そして突然倒れた父親。それがどう繋がっていくのか。医療サスペンスではあるが、父と娘の関係、延命治療、尊厳死などサスペンスの部分よりも気になった。
2016/08/24
rakim
鏑木さんの著作は「東京ダモイ」に続いて2冊目ですが、これも変わらず骨太な一冊。一人の女性の再生の物語でもあります。医療の裏にある生臭いかけひきや、親子の感情の擦れ違いに、生死の在り方、恋人の真実の謎が絡んでくるサスペンス。派手ではないけれど読みごたえはありました。
2012/05/05
みやこ
医療とミステリー?なかなかディープ。
2017/01/09
じんたろう
父と娘 家族でありながら 仕事をしている父の医師としての姿を初めて知り、 揺れ動く娘の心 尊厳死・・・延命治療 生きながらにして いろんな想いは話さないと伝わらない いろんな想いが交差した
2013/01/28
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