極楽行き 《清談 佛々堂先生》 (講談社文庫 は 81-2)
極楽行き 《清談 佛々堂先生》 (講談社文庫 は 81-2) / 感想・レビュー
gonta19
2011/11/15 Amazonより届く。 2019/3/4〜3/6 久しぶりの佛々堂先生。「門外不出」、「極楽行き」、「黄金波」、「初夢」の4編。困った人を助けながら、自分の欲望もさりげなく満たす、格好いい大人。 元本が発行されてから11年経つが、続編がないようなので、寂しいなぁ。
2019/03/06
Tetchy
2作目ながらも全く興趣溢れる彩り豊かな和の世界は衰えず、まさに文字で読む眼福だ。我々が何気なく使っている日用品や観ている景色、草木や花1つとっても実に深い世界が古来より備わっているのだ。今回もまた知らない世界を見せてくれた。そして今までいかに物を知らずに生きてきたかを痛感させられた。知識の有無だけでこれほどまでに物が違って見えるのか。無知ゆえに失礼な事や取り返しのつかないことを知らず知らずにしているのかもしれないと思うと、恥ずかしくなる。読んだ後、身の回りの風景が1つ変わって見える事、保証しましょう。
2014/12/23
葉芹
造詣が深い。おそらく親御さんや、周りからの影響か。だって。庶民にはこれでもかというかんじ。だから、人気がでないんだと思う。ちょっといやらしげ。本文は粋人なのに、多分のめり込む人は少ないと思う。結局、下品だから。きついけど、そう思う。原田マハを見習えよと。いやらしげな作品。もったいつけたストーリーには、辟易。久しぶりの酷評。
2013/05/02
さつき
文庫化再読、タイトルは単行本時のほうが好きだったなぁと思うのですが、しかしやっぱり面白いなぁと思います。表題作がすごく好き。まさにわらしべ長者。欲望に忠実に行動してるのに茶目っ気たっぷりで清々しい、佛佛堂先生の活躍がこれでおわりとは思いたくなくて、以下続刊、していないのがすごくもったいないと思う反面、和の趣を楽しむならばこれぐらいがちょうどいいのかもなとも思います。
2011/12/29
YH
風流かつ粋な先生。魅せられる編集者や仲間たちの気持ちもわかる。時にちゃっかりしているけれど、本当に魅力的だ。
2019/06/12
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