おやじがき: 絶滅危惧種中年男性図鑑 (講談社文庫 う 62-1)

小梅

電車の中や喫茶店で、面白い人を見つけると写メしたい衝動をウズウズ我慢してましたが、写生なら良かったのか？と目から鱗がポロポロと。西武新宿の近くのドトール、池袋サンシャイン近くのドトール、池袋の隣の要町のドトールで良く面白い人観察してました。内澤旬子さんの作品は「身体のいいなり」に続き2作目ですが、好奇心の向きが自分と似てるのか大好きになりました。他の作品も読むぞー

2014/11/13

kinkin

鋭い観察眼! いるいるこんなおやじ、といいつつ私はそんなおやじとは違うぞと思っている私もおやじ。おやじ探しは都会が一番だと思う。新幹線の車内で靴を脱いで足を上げながらイカクンでビールおやじ、これは犯罪ですね～！！

2015/06/05

kinupon

まだまだいろいろな所に生息してますよ。しぶとく世の中に生きています。おやじは永遠に不滅です＾＾。

2015/03/15

はちてん

町で見かけたオヤジの個別観察。イラストは著者らしくサラっとしてるのに伝わってくる具体性。ちょっと毒を含んだ短いコメントが面白いけれどズレてるかなって箇所もあったり。見開きページにオヤジ一人ずつなのでスッと読了。後書きによると著者の初期作品をまとめたものだそうです。待ち時間潰しにもってこいな一冊。オバサン編があってもいいな(笑)

2015/11/30

lonesome

これは面白い。内澤さんが電車や街中で目についたあんなおやじやこんなおやじの姿をスケッチし、その哀愁漂う姿や仕草にコメントを残す。時折辛口なコメントがあって、明日は我が身と思い切なくなったり。だけど、あとがきにもあったように、内澤さんも読者もみな歳を重ね、おやじやおばはんになり、そのことに抗う姿はきっと誰かからいじらしい姿に映るようになるのだろう。

2014/06/03