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喜の行列 悲の行列 下 (講談社文庫 ふ 38-13)

喜の行列 悲の行列 下 (講談社文庫 ふ 38-13)

喜の行列 悲の行列 下 (講談社文庫 ふ 38-13)

作家
藤田宜永
出版社
講談社
発売日
2011-12-15
ISBN
9784062771818
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喜の行列 悲の行列 下 (講談社文庫 ふ 38-13) / 感想・レビュー

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ちりちり

面白かったんだけども、個人的にいくつか引っかかった点が。 上巻もそうでしたけど、偶然の要素が多かった。 何かの小説で「偶然は一つまで」と書かれていたけど、確かに多すぎると残念な気持ちになる。 そして性的な表現が出てくるけど、それ自体は別に良いんだけどその描写要ります?と思ったのでちょっと残念な気持ちになる。 あと「この男がこれをしなければこれは起こらなかった」みたいな解説がちょいちょい入るのもちょっとだけ残念。 そこに目を瞑ればコメディありロマンスありサスペンスありのほのぼのハラハラな物語でした。

2023/04/25

Narumi

地味な中年男性が家族に頼まれて年末に福袋の行列に並び、本人のあずかり知らぬところでいろいろな事件が起きるミステリー。クラシックな外国の犯罪コメディ映画みたいで安心して楽しめます。

2016/06/22

やいまま

登場人物が多くて大変(笑)。偶然、偶然でみんな繋がっていたとは…でも、宝福さんは二日間も並ばされて大変だったけど、いろいろな事があったから、飽きずに並べただろうね。キュンってくる思いもできたし。宝福さんお疲れ様。

2016/01/28

コホン

いくらなんでもこれはない、という偶然と縁のオンパレード。そんなに知り合いがつながってたら、世間が狭くて仕方ない。解説の大矢さんのフォローがうまい、と逆に思うくらいでした。

2013/10/17

sumjin

行列に並ぶ。それも寒風の中二晩も。その中で、普通に出会うはずのない人間との交流が生まれる。大晦日から元旦にかけて起こった、轢き逃げ、誘拐、ひったくり、無理心中というバラバラの事件が、一つに結びついていく。それらの事件は、宝福喜朗が福袋の行列に並ぶということから始まった偶然の連鎖によるものだった。そういえば、私がこの本を読んだのも元をたどれば........小さな偶然の積み重ねかも

2013/02/02

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