整形前夜 (講談社文庫 ほ 38-1)
整形前夜 (講談社文庫 ほ 38-1) / 感想・レビュー
❁かな❁
お気に入りのほむほむの作品を読むのは16作目!プレゼントしてもらったので早速読ませてもらいました♪今回も、ほむほむらしさ満点のエッセイで楽しかったです★全てで爆笑とかではないのですがところどころピンポイントでツボにハマってしまう感じ(笑)私は久々のほむほむで油断していたみたいで電車やカフェで読んでしまったのですが我慢したのに堪えきれず何度もふき出してしまい、めっちゃ恥ずかしかったです\(//∇//)\やっぱり面白い〜♡最初で最後のパーマのお話、修正入り著者近影、中年歌人登り棒…などツボでした(´艸`*)
2015/09/29
ヴェネツィア
著者の穂村弘が自分について語っている部分はいつも通りだが、本書で特徴的なのは本や言葉についての言及が多いこと。これらは概ね「本の雑誌」に書かれたものだが、とりわけ3回にわたって連載された「共感と驚異」は注目に値する。穂村によれば、読者は本(ここでは小説や詩、短歌といった創作)に「驚異」よりも「共感」を求める傾向が強まっているというのだ。たしかに穂村の指摘する通りだろう。昨今のベストセラーばかりか、純文学にも(とりわけ読者の側において)そうした傾向が顕著に現れている。今こそダダが必要か。
2013/09/30
修一朗
ホムラさんが若いころ御自身の自意識過剰を払拭したくてもがく姿を綴ったパートに,自分も遠い昔を思い出してほろっとしてしまう。その一方で女性誌に掲載したというホムラ流女の子論は別にホムラさんが書かなくてもいいのにって流し読み。整形前夜ってマリリンモンローの歌だったんだねぇ… 【マイ絶体絶命】小4時代クラスのお楽しみ会でローソクが宙に浮く手品をやろうとしたら,教室が明るすぎてネタの黒い糸が丸見えのままみんなの前でネタバレ手品をやる羽目になった…一生忘れられない思い出だ(*´ェ`*)…
2017/05/08
りゅう☆
穂村さん初。エッセイ。トマジューなどで笑い話もあれば、中学生の頃なぜあんなに本の世界にのめりこんでたのか、普段何げない当たり前の行動や出来事を疑問視してそれを言葉に置き換える。「生き延びるためにしてること」なるほど…と考えさせられる。江戸川乱歩をこよなく愛し、43歳にしておっかなビックリ初めて海外に行ったり、古本での差額についての思いに頷けたり、ポジティブ長時間睡眠ダイエットを考案したり、「本を読む人」には大いに共感。この方、歌人なんですね。実は穂村さんの著書は未読。面白そうな人なのでいつか読んでみよう。
2016/02/19
佐島楓
穂村さんのエッセイ集では三本の指に入る出来(個人の感想です)。今まで謎だった穂村さんのあれこれがすらっとまとまっていて、激しく腑に落ちた。最初のほうは電車の中で読もうとしたら噴き出しそうになった。マスクをしていてよかった。取り扱い危険書籍。
2019/03/30
感想・レビューをもっと見る