純粋ツチヤ批判 (講談社文庫 つ 24-4)
純粋ツチヤ批判 (講談社文庫 つ 24-4) / 感想・レビュー
ichiro-k
心身ともに疲れたので、気分転換に読む。 モノは考えよう・モノは言いようという内容。 例えば、自分のように老化が進み、近い将来に「死」を意識した時に 「こんな世の中にオサラバ出来る幸福を感じる」のか「自分の人生ってなんだったんだろうと不安になる」のも大差はなく、要するに気の持ちようじゃないかい?と 本書を読んでいる最中に閃く。 しかし、著者のエッセイは記憶に残らない。
2012/06/12
しき
土屋先生が哲学を志したきっかけ、哲学について勉強したことが書いてあり、ツチヤファンには重要な一冊。先生は、ドフトエフスキーを読んで常識を疑うようになったのをきっかけに哲学に興味を持った。勿体ぶる割にはくだらない哲学論文を読んで「もっと度を越せば面白い」と思い、ユーモアエッセイを始めた。偉大なことを達成するための小さな一歩がどのようなものか、参考になった。ハイライトは『役に立つものが何のために必要なのか。役に立たないものを手に入れるためだ』。他人の役に立って手に入れた給料で、役に立たないモノを買うのが人生。
2016/08/15
ごる
つちやさんのエッセイ本は高校生のころから兄に勧められて何冊か読んだことがある。 だから、パターンは分かってるのだけど、クスリときてしまう。 ただ、この本のなかには、講演の記録も入っていて、若干「哲学者」のツチヤ先生もブレンドされている。 本棚に眠っているまじめな哲学書もよんでみよーかな。
2013/01/14
はち
相変わらずのツチヤ節。今回はテーマ別にエッセイを集めているので、短いものから長いものまで。教授の少年時代や学生時代を垣間見る貴重な作品かも。知ってどうするのか気になるけどね。どう見てもパクリの「天使の辞典」がツボでした。
2012/05/26
あおいくま
氏のジョークも本気で語っておられるときも、どちらも自分にとって本当に価値があると思う。
2013/12/27
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