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ブレイズメス1990 (講談社文庫 か 115-5)

ブレイズメス1990 (講談社文庫 か 115-5)

ブレイズメス1990 (講談社文庫 か 115-5)

作家
海堂尊
出版社
講談社
発売日
2012-05-15
ISBN
9784062772471
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ブレイズメス1990 (講談社文庫 か 115-5) / 感想・レビュー

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そる

ブラックペアンの続編。渡海先生がいなくなった東城大に天城先生がやってくる。渡海はこの話に出てこないが天城と、金に関する考えや孤立無援なところが似ている気がする。しかしこの2人はイメージが全然違う。渡海が黒なら天城は白のイメージ。明るさか?その他のメンバーはほとんど変わらず頑張っていますね!「「(前略)それはいつの世でも同じこと、縁なき人とは巡り合えない。(後略)」」「「失敗を予想して手術に入る外科医がいるのか?それでは患者が気の毒だ。私は脳裏に、常に成功のイメージしか思い浮かべない。(後略)」」

2018/12/20

森林・米・畑

海堂尊バブル三部作のひとつ。前作ブラックペアン1988は3年前に読んでたから内容忘れていた。ブラックペアンも再読したい。昭和63年から平成3年くらいの話、日本はまだバブルだったのか、その当時を思い出しながらのめり込んで読んだ。 スリジエ、シャンスサンプル、ジュノ、マリツィア読みにくいフランス語を発する天才外科医天城雪彦がキザだ。次作スリジエセンター1991に続く。

2021/11/22

KAZOO

このシリーズ3部作の中の2冊目で私は非常に楽しく読ませてもらいました。スーパードクター的な人物が主人公でわが道をいく的な所はありますが若い人に気を使っているところが垣間見えます。私はこの人物に自分で俳優を当てはめて読んでいてイメージを思い浮かべながら読んでいました。豊川悦嗣か仲村トオルがいいと思っています。

2018/04/24

まゆちん

ブラックペアンの続編。極北シリーズを先に読んでいるので、世良がどういう経緯であの世良先生になったのか気になっていた。モンテカルロから天才医師・天城を連れ帰った世良。ジュノ(青二才)と呼ばれ、東城医大での居場所を失いつつも必死に天城についていく。おおよそ日本には馴染まない天城のやり方だが、誰よりも純粋に医療の発展を願い、戦う姿に感銘を受ける。スリジエ・ハートセンターは果たして成り立つのか、高階先生との対決は次に期待!

2014/05/31

hiro

「ブラックペアン」シリーズ完結編『スリジエセンター1991』を読む前に、文庫版されたこの本を購入。また、『極北ラプソディ』で読んで花房看護師は、なぜ一度世良と別れたのかが気になっていたことも、この本を読んだ理由だった。読んでみて、三部作の二作目ということで、つなぎの作品のように感じたが、天城という組織の枠に縛られない天才医師と、のちの二人とはイメージが違う、佐伯外科の一員の世良や高階との対比が面白い。また、あのバチスタの桐生も少しでてくるのもご愛嬌だ。完結編ではスリジエセンターは完成するのかが、楽しみだ。

2012/11/04

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