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天女湯おれんこれがはじまり (講談社文庫 も 33-10)

天女湯おれんこれがはじまり (講談社文庫 も 33-10)

天女湯おれんこれがはじまり (講談社文庫 も 33-10)

作家
諸田玲子
出版社
講談社
発売日
2012-05-15
ISBN
9784062772662
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天女湯おれんこれがはじまり (講談社文庫 も 33-10) / 感想・レビュー

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はつばあば

宇江佐さんと仲のよかった諸田さん。お鳥目女房以来でしょうか、これもなかなか面白い。キップのいい江戸っ娘、勿論出だしはなんたって江戸の大火。火事というものは恐ろしい。一瞬にして何もかも持っていかれてしまう。湯屋の養女おれんはその湯屋を再建する為に・・人は見た目で判断しちゃいけないよ。勿論オトコマエにはクラっとくるけれど、島帰りでも元盗賊でも遊女でも使い道・仕事さえあれば一生懸命働きます。御上に一筆啓上ならぬ御法度破りを宣言する天女湯の面々。次巻を楽しみにおやすみなさい

2022/05/24

かずよ

成る程これが始まりね!江戸時代物って火事から始まるお話多いですね!

2013/05/20

フキノトウ

シリーズ二作目。火事で湯屋と義父を亡くしたおれん。前作よりもおれんに人間味を感じました。役者をしていた弥助との出逢いは思っていたよりあっさりでしたが続編も読んでみよう。

2018/06/23

豆乳くま

天女湯シリーズ第二段。でも話は遡り火事の混乱と再建。養父利左衛門が火事で帰らぬ人となりそれでも湯屋を再建しようと進むおれん。前作では既に天女湯で働いている人々との出会いが立ち直る日々と共に語られた。そして天女湯の秘密も解り次も楽しみ。

2015/07/06

Totchang

文政12年(1829年)松平定信が死去した年に発生した江戸の大火。八丁堀に構えた湯屋も消失し、20歳になる娘のおれんが残された。このおれんが湯屋を再築し、いろいろな問題に首を突っ込んで活躍する風景が描かれます。さすが諸田さん、江戸の下町風景を存分に楽しませていただきました。下衆にも思える男と女の関係についても、明け透けにからりと表現して嫌味を感じない。噂のたまり場である湯屋の二階が別料金だったと解説されていて「へ~ぇ」となりました。「秘すれば現れる」の諺どおり、いつまで秘されたカラクリは保たれるのか。

2021/03/14

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