10分間の官能小説集 (講談社文庫 し 96-1)
10分間の官能小説集 (講談社文庫 し 96-1) / 感想・レビュー
ミカママ
【読メエロ部】石田さんや阿部さんはもちろん、小手鞠さんやあさのさんですら、ちゃんとエロい!にしてもアレですね、時代小説と官能が絡むと、こんなにもエロくなるのかという新発見。ラストを〆る勝目さんの『トゥエンティー・ミニッツ』、絶対小田急線だと思うんだけど、ちょっとやってみたい(笑)
2019/01/21
りゅう☆
官能小説ということで基本的にストーリーより性描写メインなので、特に印象に残るっていうのはなかったけど、さすが10分間ということでサラッと読みやすかったです。最近読んだ『結婚しても恋人でいたいなら』に出てきそうな頭脳でセックスする夫婦にドキドキの石田衣良『ひとつになるまでの時間』、女を隠し父を討つ決意したものの女として目覚めた睦月影郎『刀と鞘』、結婚生活は充実してるハズなのに心に愛の鞭を受け喜びに打ち震える主婦の快感を描いた小手鞠るい『シンプルな関係』、条件だけで選んでも続かない関係の始まったばかりの→
2017/09/24
じいじ
いやはや、結構なエロさです。短篇の物足りなさはありますが、書き手が十人十色でアンソロジーの面白さが味わえます。男性作家は、石田衣良、睦月影郎ら5人、女性陣は小手鞠るい、あさのあつこ、岩井志麻子ら5人のメンバー構成がいいです。南綾子は初読み。コミカル仕上げでエロい、そして面白い。私はその時、病院の待合室だったので、(苦)笑いを抑えるのに苦労しました。この男と女の勝負、女性陣に軍配を挙げますね。性愛描写が繊細で情緒があって好きです。昂奮度も上です。表題通りサクッと読めますよ。箸休めには恰好な一冊かも…?
2016/07/11
麦ちゃんの下僕
豪華作家陣の名に釣られて、つい(笑) 一口に“官能小説”と言っても、まさに十人十色…いろんなシチュエーションがあるものなんですね!特に印象的だったのは、久々の再会を前に妄想を膨らませる夫婦を描いた石田衣良さん&満員電車内での痴漢ごっこにハマるカップルの話の勝目梓さん…セックスを直接描かなくてもこんなに惹き付けられるとは!僕の好みだったのは、睦月影郎さん&阿部牧郎さん…どちらも時代小説です(笑) ストーリーが面白かったのは、あさのあつこさん…官能小説を書かれるとは意外でしたが、オチも見事に決まっていました!
2020/06/30
ワニニ
前川麻子が小説家になっていたのを発見し、びっくりしてブクオフ購入。10分間だと、ちょっと物足りない感も。前川麻子、小手毬るい、あさのあつこ(意外!)イイ感じ。
2015/02/27
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