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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫 あ 52-23)

時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫 あ 52-23)

時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫 あ 52-23)

作家
綾辻行人
出版社
講談社
発売日
2012-06-15
ISBN
9784062772945
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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫 あ 52-23) / 感想・レビュー

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W-G

新本格の記念碑的作品。解説にもあるように、かなり大胆に伏線が張られており、再読が非常に楽しい。それにしても館シリーズの犯人はよく働く。河南君、青司の館の特性、気づいているなら早く忠告してあげないと全員見殺しにしてしまうぞ?野暮を承知で、館の規模やアンティーク時計のコレクション、時計会社の創業者の生涯年収の範疇を越えていないか…。本格ミステリに登場する館を、大真面目に現実に建てたら幾らになるのか、算定して本を出したら、日本推理作家協会賞きっと獲れる。真面目なレビューは下巻で。

2016/09/11

しんたろー

『十角館』『霧越邸』以来、3作目の綾辻さん。鎌倉の山の中という舞台が妖しい雰囲気を醸し出していてワクワクする出だし……時計館の設定も昭和の匂い満載で、小学生の時に親しんだ江戸川乱歩の世界を彷彿とさせる。登場人物表27人の内、1/3の9人が故人の状況でスタートしたので「どうなることやら?」と思っていたら「なるほど!」な展開…… 旧館に籠った人たちと外にいる人たちの2重視線で進むが、所々で事象を整理してくれるので読み易い。物語半ばで先は全く見えないが、著者らしい本格もの&オカルト色で後編も楽しめそうだ🎶

2019/02/23

勇波

十角館のエラリィの弟みたいのがいてますけど。。こっちの方は少し人間っぽいけど。河南君は経験者だけあって落ち着いてるねぇ〜。さて下巻に向けてもうこちらは驚く準備は出来てるよ。再読だけど★

2015/06/06

イアン

日本推理作家協会賞を受賞した綾辻行人の「館」シリーズ第5弾。オカルト雑誌編集者となった江南は、大学生らと共に亡くなった少女の霊が出るという「時計館」を訪れる。しかし交霊術の直後に美貌の霊能者が失踪し…。亡き姉の生存を疑わない青年、墓標に刻まれた不可解な詩、血塗られたウエディングドレスなど〝本格〟が持つ雰囲気に圧倒される。なぜ時計塔の針は外されたのか?記憶が食い違う10年前の夏合宿の真相とは?謎は深まるばかりだけど、現時点で言えることは、本書は『迷路館』の後に読むべきだということ。感想と評価は下巻読了後に。

2021/01/17

yu

Kindleにて読了。 一気に読んでしまった。それにしても、バッタバッタと人が死んで行く。。。 続きは下巻で。

2016/01/24

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