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カンナ 吉野の暗闘 (講談社文庫 た 88-26)

カンナ 吉野の暗闘 (講談社文庫 た 88-26)

カンナ 吉野の暗闘 (講談社文庫 た 88-26)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2012-07-13
ISBN
9784062773096
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カンナ 吉野の暗闘 (講談社文庫 た 88-26) / 感想・レビュー

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ポチ

シリーズ3巻目、奈良・吉野での話。吉野の金峯山には金脈がある?秀吉は金脈を隠すために桜を沢山植えた?最初は女人禁制ではなかった?…などの考察はまあまあかなぁ。もう少し読んでみます(^^)

2016/08/22

福猫

謎を追って突入3作目。今回の舞台は桜の名所としても名高い吉野。現代の桜、ソメイヨシノのふるさと。吉野にはなぜあれだけの桜が植林されているのか…。そして、伝説の行者・役小角とは、一体どういう人物だったのか。そんな謎に挑む甲斐達いつもの3人組。歴史の謎の部分の解明は微妙だがまぁ有り得る話なのでいいとして…。現世のミステリ部分はなんだかな~。動機も弱いし、開き直り方にちょっと飽きれる。登場人物の背景もイイ大人が何子供みたいなこと言ってんだよ…。って感じ。う~ん。何だか微妙にズレてきた。

2013/08/10

とも

★★★☆今回のテーマは、奈良の吉野と役小角。このカンナシリーズ、QEDとの違いは当シリーズは忍者がテーマにはなっていること。それは、シリーズが始めから全9巻と決まっており その副題の最後の文字を並べると、九字護身法の「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」となることからもうかがい知れる。そうして、修驗者の役小角も忍者と仮定してストーリーは進む。大きなテーマは2つ。①小角が晩年に流刑になっら理由、②吉野が桜の山になった理由 このテーマとそれに付随する解明がなされ、まぁ前回よりは相当にいい出来。

2018/10/14

佳乃

QEDシリーズも読んでいたので、色々なことがすんなりと納得することが出来て少しずつ面白みが増してます(私的ですけれど)。だが、毎回思うことは甲斐の婚約者だという聡美が色んな意味でタイミングがいいというべきなのだろうか・・・何か裏があるとしか思えない登場の仕方だし、本当に甲斐が好きなようには見えない。何か企んでいるのだろうか?傳暦の行方よりも人の動きが気になって仕方ない。

2018/04/13

瀧ながれ

福井県の若狭地方には「お水送り」という行事があって、若狭(目の前に日本海)の水が地下を通って奈良県に送られ、東大寺の「お水取り」で受け取られるという、日本地図を思い浮かべるまでもなくワケのわからない儀式なのですが、この巻の終盤でちらりと触れていて、「え?じゃあやっぱり、若狭に鉱山あったってこと?」と驚きました。…図書館で調べられるかしら。

2014/09/06

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