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パラドックス実践 雄弁学園の教師たち (講談社文庫 か 126-1)

パラドックス実践 雄弁学園の教師たち (講談社文庫 か 126-1)

パラドックス実践 雄弁学園の教師たち (講談社文庫 か 126-1)

作家
門井慶喜
出版社
講談社
発売日
2013-01-16
ISBN
9784062773294
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パラドックス実践 雄弁学園の教師たち (講談社文庫 か 126-1) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

タイトルに興味津々。パラドックスや、超難問に雄弁術で挑む大好物!とある作品の名言『正論は正しい。しかし正論を武器にすることは正しくない』を私生活での戒めにしている私。本作への期待は大きい!読み始め、些か残念感。4編の短編が連なり読みやすいが雄弁の展開が強引過ぎて納得感が薄い!3話で印象が激変!論理より感情が表出してくる。ロジカルに論破しようと躍起になる輩に徹底交戦し、論理より情緒的思考や言動を大切に考える私の琴線に直撃した!ロジカルディスカッションが苦手な私達に情緒的な視野の大切さを示唆してくれる‼️🙇

2020/02/08

takaC

いやはや、なんと雄弁なんでしょう。恐れ入りました。

2017/12/06

きっしぃ

国語や数学のほかに、ディベートや雄弁を学ぶ科目がある雄弁学園。『テレポーテーションが現実に可能であることを証明せよ』『ほんとうにサンタクロースがこの世にいることを証明せよ』など、難しい論理が出てくるのかと思いきや、予想以上に物語としても面白かった。ちょっと変わった学園もの。数ヵ月前、実家に帰ったときに新聞広告で見て知った本だったけど、当たりだった✨

2018/06/26

confusion_regret_temptation

ミステリー?な短編集。論理を軸に、各教師が自身の内面を掘り下げながら目の前に現れた難題に取り組んで行く。栗坂部長が裏主人公ですね。論理と情緒は車の両輪。面白かったです。

2023/07/17

hnzwd

論というものに重きを置いた学校を舞台にした短編集。第一話を読んだ時点では正直読みにくいとしか感じなかったんですが、話が進むにつれてだんだんと面白く。内容もどんどん良くなっていく感じがしました。…というか語られる理論が何かしっくり来ない気が。。論理学的には正しい、とかは現実的には違和感ありありな感じだったりもするのです。

2013/02/02

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