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桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫 に 6-73)

桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫 に 6-73)

桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫 に 6-73)

作家
日本推理作家協会
桜庭一樹
出版社
講談社
発売日
2012-10-16
ISBN
9784062773683
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桜庭一樹選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎007 (講談社文庫 に 6-73) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

「宅配便の女」は「女は馬鹿だから」と嘲笑っていた男共に嘲笑まじりの呪詛を送りたいです。「伊集院大介の失敗」はアンチ探偵小説でも言及されている探偵の業を抉り出しています。特に嬉しかったのは赤江瀑氏の作品が収録されていたこと・・・・!この「鳥を見た人」は人々の狂気じみた哀しみが幻の赤い鳥に投影されているのが赤江瀑氏のはんなりとした流麗な文体で表現されていて素晴らしい。ほんまに惜しい人が亡くなってしもうたな・・・・(;ー;)

2013/01/03

アイゼナハ@灯れ松明の火

007って言うからスパイミステリのアンソロジーかと思ったら…単に第7弾ってことなのね(恥ずッ)桜庭一樹さんが1976年・1986年・1996年の日本推理作家協会選の短篇ミステリベストの中から選んだ珠玉の7作。それなりに時代を感じさせる作品も含まれてますが、夏樹静子『宅配便の女』は特に懐かしい感じ。最近はこういうテイストの作品にお目にかからなくなったような気がするなぁ。戸板康二の雅楽シリーズにもちょっと興味が湧いてきたりして…。読書家でもある桜庭さんの解説も中々味があって良かったです。

2012/10/30

リッツ

1976年から1996年までの短編集。選者は桜庭一樹さん。どれも時代背景が懐かしく各作家さんの個性を楽しめた。宮部みゆきさんの作品のみ既読。今まで読んでなかった作家さんにも興味が沸いたが、改めて桜庭さんの読書量の多さと読み込みの深さに圧倒された。

2024/02/11

たか

楽しめた。このシリーズはどの短篇もハズレがないし、作家の好みもなんとなくわかっていい。

2017/07/02

マムみかん(*感想記入少なめです*)

スペシャル・ブレンド・ミステリー『謎』シリーズの第7弾。実は、今回が初読みです。選者が超読書家の桜庭一樹さんなので、ひと味違うアンソロジーになっているのじゃないかと期待して読んでみました。1976年、1986年、1996年を代表する短編から選ばれているので少々時代を感じますが、ゾッとするものからホンワカするものまであり面白かったです!既読は赤江瀑さんの『鳥を見た人』のみで、私もあの独特な世界観は好きですね~。興味がわいたのは、戸板康二さんの歌舞伎ものです☆

2012/12/19

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