sex (講談社文庫 い 101-5)
sex (講談社文庫 い 101-5) / 感想・レビュー
mitei
著者が官能小説を書いたのにはまず驚いた。中身は短編でいろんなカップルのことが描かれていて刺激的だった。
2012/11/14
むらKみ
「娼年」「逝年」が面白かったので読んでみました。短編集で2話読んだところである意味満腹になり、1年ほったらかしてしてました。短編なので軽い感じでしたが、人が誕生してから変わる事の無い営み。あまり男女間で直接的には話せない内容ですが、石田衣良先生の想いは十分伝わってきました。考えられないような出会いもありましたが、積極的な女性がいたからこそ、この物語は成り立っている感じはしましたね。男の描く理想像的な感じで、現実はどうでしょうかね? (^^; 駆け引き、心理的な揺さぶり、ドロドロ(^^;
2014/04/11
海月
石田先生って男性だったんだね…てっきり娼年とか書いてるから女性だと思ってました(笑) さて題名が直球のこの小説。内容もそれぞれストーリーのあるSEXでした。あとがきに豊富な実例参考に…ってあるので中には実例に近いノンフィクションもあるのだろうか?自分的なは文字に溺れてと言う題名の作品が面白かったです。映像物より官能の方が興奮する主人公…確かに想像力豊かな人からするとそうなのかなぁと(笑) あ!ちなみにこの小説官能的では無く結構サラッとしてて読みやすいですよ!ただ題名とストーリーがSEXなだけです☆
2021/09/25
まさきち
短編でひねりを加えてないせいか、はたまた作者独特の淡泊な語り口のせいか、ほとんどの話しが‘行為’としか捉えられずいまいちな結果に。ただ一遍、「文字に溺れて」はすごく心捉えられました。
2016/03/31
Yunemo
他人には、窺い知れない世界。当事者同士の葛藤の産物なんだろうね。最後の自分の生き様がこの世界なのだと思う。もう一つには、同じ状況で女性の感覚を表現してくれたなら。やはり男性目線でとらえているのは仕方がないと思うのだが。単なる描写としてだけでなく、内面の心の部分がきちんと生かされている。こうしたことって、気持ちに残りますよね。
2012/09/22
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