新装版 キリング・フロアー 下 (講談社文庫 ち 5-10)
新装版 キリング・フロアー 下 (講談社文庫 ち 5-10) / 感想・レビュー
猿吉君
ジャック・リーチャー1作目、後半になると加速的に物語が進み、ジャック無双が始まってめっちゃ面白くなりました!①噂以上に強いジャック、悪い奴をサクサクぶったおす凄さに唖然です。②登場人物がみんな死んでしまうかもと思ったらそこまでじゃなくてほっと一安心。③ちゃんと謎も驚かされてストーリーも良い!④デザートイーグルの大活躍で元の持ち主も浮かばれるでしょう。⑤お金が無くなったらどうやって暮らすのか、バイトかな。点数85/100→主人公を創造した作者に乾杯!私が想像したジャックはマッツミケルセンさんでした(^u^)
2020/08/30
田中
リーチャーが相手心理を読んで犯行集団を着実に片付ける行動力は完璧。緻密な作戦と冷静な判断が困難な状況を次々と突破するのだ。あのいかがわしい倉庫の役割が明らかになる。贋札づくりの「原紙」の調達方法を暴く。それは斬新な手口だった。ビートルズファンのハブルの偽名を推測して探り当てる場面は愉快だ。ポール・レノンとは、ど真ん中だろう(笑)倉庫の大炎上を眺めながら、全員が郡道のわきで背をたたきあって喜ぶ瞬間は、こっちの頬も緩んでしまって嬉しくなった。ロスコーとの別れの場面は寂しく切ない余韻につつまれる。
2022/08/22
ポルコ
また新たに好きなバードボイルド作家が増えた。テンポは良いし、痛快だし、文章もかっこいいし、もっと早く読んでればよかった。早速2作目の「反撃」を読もう。
2015/05/16
み
下巻になっても、リーチャーの像がつかめず(^^;一般人なのに、捜査するわ、何人も殺しちゃうわ何でもありってことなんでしょうかねぇ。シリーズ読んでいくと愛おしくなるかしら?
2020/10/29
chiseiok
流し読みってほどではないけれど、下巻入ってもなかなかドッカンこないな…と緩く字面追っかけてたら、半分ぐらいから弾け始めたその先は、予想以上のド派手な展開。片貝祭りの花火大会並に三尺、四尺玉が次々と炸裂wたっぷりと楽しめました。想定していなかったのはブラインド・ブレイクと床屋老人の姉とのエピソード、これが最高に効いてます。全体としては演出にあざとさ(ジョン・ウー監督での映画化を想定か?w)や、恋愛描写過多を感じましたが、このエピソードでシリーズ追っかけようと決定。何作出てるのかな…。
2015/07/28
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