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麻酔 (講談社文庫 わ 1-46 渡辺淳一セレクション)

麻酔 (講談社文庫 わ 1-46 渡辺淳一セレクション)

麻酔 (講談社文庫 わ 1-46 渡辺淳一セレクション)

作家
渡辺淳一
出版社
講談社
発売日
2013-07-12
ISBN
9784062775236
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麻酔 (講談社文庫 わ 1-46 渡辺淳一セレクション) / 感想・レビュー

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雲をみるひと

医師でもあった作者による麻酔事故をテーマにした小説。妻の事故を通じて主人公の家族が変化していく様子が書かれているが、個人的には医療現場が生々しく書かれている方に目が向いてしまった。ハイライトである主人公の娘の結婚式のシーンなど小説としての見所も多いのだが…

2024/04/03

tomoya

渡辺淳一先生の著作を見るのは今回が初めてでした。麻酔科医、患者の家族の心理を巧みに表現されていて引き込まれました。それにしてもミスは怖いですし残された家族もミスをしてしまった側もやるせない気持ちを抱くんだろうと思うといたたまれません。どんな当たり前のこともしっかりとやることはとても難しいことですし大切なことだと思いました。

2015/03/19

カツ

初渡辺純一。流石人気作家だけあってグイグイ読ませる。麻酔事故により妻が植物状態になってしまう。夫婦とは?家庭とは何か?と考えさせられる。本当に大切なものは失ってからじゃないと気付かないんだよな。清々しいラストも良かった。渡辺さんの他の本も読んでみたい。

2024/07/24

sweet november

妻が医療過誤で植物状態のち死亡というショッキングな題材だが、 男性の視線で書かれているので、何だか胸にモヤモヤした感じが否めない。

2020/09/28

雨ちゃん

リアルかもな…医療ミス?と疑われる状況でも医者の機嫌を損ねて患者への扱いを悪くされたら困るから強く聞けない。医者がどんな人かもわからないし説明を受けても正しいのかもわからない。命の問題なのにこのモヤモヤフワフワとした感じ…。自分に責任があると思いながら患者の娘の結婚式にものを送ったりする医師の感覚はちょっと謎だけど、この人視点の話も読んでみたい。主人公が仕事でミスをして、自分と医師を重ねていたけれど、ちょっとしたミスが人の命を左右する医療職についている人たちって本当にすごいと、うっかり者の私は思う…

2021/02/06

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