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12星座小説集 (講談社文庫 く 68-1)

12星座小説集 (講談社文庫 く 68-1)

12星座小説集 (講談社文庫 く 68-1)

作家
群像
橋本治
原田ひ香
石田千
佐伯一麦
町田康
藤野可織
島田雅彦
鏡リュウジ
丹下 健太
姫野カオルコ
戌井昭人
荻野 アンナ
宮沢章夫
出版社
講談社
発売日
2013-05-15
ISBN
9784062775472
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12星座小説集 (講談社文庫 く 68-1) / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

群像編、普段全く読まない〇〇座生まれの作家達の短編集。理解不能なもの多し。中で面白かったもの1位「天秤座のヘビ」2位「透明人間の夢」3位「安政元年の牡羊座」やはり私は本屋大賞とか、このミスとか直木賞にエントリーするような大衆受けする作品が好き。

2013/09/02

さっとる◎

町田康の山羊経ってどんなんだっけとペラペラしたら結局全部ペラペラし直してしまった。こんなにたくさんの色々な感じの不明さが人にあって、それなのにみんなが12通りに分けられてあなたは何座ですからこう。なんてのは勿論信じてないし今日の運勢なんかは見たらもう忘れているけども、言われる「魚座の性格」がいちいち私っぽくて、私は魚座であるなあと思う。思ってそれだけなんだけど。名だたる物書きたちが自分の星座に導き出されて紡ぐ物語は与えられた枠の中でそれぞれが勝手に光って。それがどんな形に見えるかなんて、それはこっちの話。

2019/09/23

さっとる◎

【アンソロ祭】自分をしっかり持ち突き進む牡羊座に憧れる。欲しいものを手放さない牡牛座に若かったあの頃を思い出す。色々に興味を示し表裏ある双子座に楽しさをもらう。多くを語らず優しさをみせる蟹座に助けられた。王である獅子座の直球な明るさが懐かしい。少女のようでありながら役割をきちんとこなす乙女座を尊敬する。天秤座はちょっと不明(笑)。体感した嫉妬心も蠍座と知り納得で。楽天的でマイペースな射手座と共に育ち。山羊座にはとことん使われた。近いのに微妙に理解できないのが水瓶座。そして私は信じやすく騙されやすい、魚座。

2016/10/22

まひと

読んだことのない作家さんばかりの一冊。面白かったのは丹下健太さん『獅子座・サタデードライバー』、姫野カオルコさん『乙女座・乙女座の星』、宮沢章夫さん『射手座・夏に出会う女』、町田康さん『山羊座・山羊経』の4作品。切なかったのは戌井昭人さん『天秤座・天秤皿のヘビ』、島田雅彦さん『魚座・透明人間の夢』の2作品。肝心の自分の星座、蠍座は正直よくわかりませんでした …んーちょっと残念(笑)でも色々な作家さんの物語が読めてよかったです。

2014/10/05

瑪瑙(サードニックス)

『天秤皿のヘビ』切ないです。ヘビとはいえ自分を育ててくれた人への情というものがあると感じさせてくれるお話。このお話と『安政元年の牡羊座』と『透明人間の夢』が感覚的に馴染めた。他のお話は、あまり馴染めなかった。理解出来ないものもあった。【ラジオ文芸館】で『透明人間の夢』を聴いたのがきっかけで読んでみたのだけれども、その3作品以外は好きになれなかった。

2014/10/25

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