身をつくし <清四郎よろづ屋始末> (講談社文庫 た 118-6)
身をつくし <清四郎よろづ屋始末> (講談社文庫 た 118-6) / 感想・レビュー
もんらっしぇ
正直な告白。実は昔慌てて何冊か纏めて本を手にした時、あの『みをつくし料理帖』の派生本か何かだと勘違いして購入(-_-;) あとで確認したら私の好きな『濱次お役者双六』の田牧大和さんの本じゃないですか!そのまま忙しさに紛れて積読状態だったのをこの度見事解消♪本作は「よろづ屋」何でも請け負う商売人・清四郎の恢復・再生の物語。訳あって刀と武士の身分を捨て何やら重いものを引きずっています。含みのある会話の応酬と繊細な所作の描写は田牧さんの真骨頂。読み手は知らず知らずのうちに登場人物の気持ちに寄りそってしまいます…
2021/01/27
わんこのしっぽ
やっぱり田牧さん良いは~。短編3作とも最後ウルっときてしまった!!3作で終わってしまうなんで惜しい!!シリーズかしないのかな~。
2013/06/23
きらら@SR道東民
ちょっとわけありイケメンの、よろづ屋を営む清四郎がカッコ良くて、彼を取り囲む面々(メンズ)のキャラも良く、まだまだ読んでいたいって、後を惹く面白さでした。
2019/10/19
いいちゃん
訳あって内与力を辞め、町人としてよろず屋を営む清四郎が、色んな事件を解決する。元与力仲間の木暮さまと清四郎の関係が良い。木暮さま、清四郎が好きで仕方ないのね( *´艸`)清四郎の過去が何か納得いかないというか、その時の上司に腹立つし、清四郎はそんなに自分を責める必要ないと思うんだけど、まぁ、そのぐらい陰を背負ってた方が、木暮や松田の心配が活きるので、良いかな。好きな設定の話だったので、続きを読みたい。
2014/07/21
はちくま
重いものを抱えつつも、名前のとおり清々しい清四郎もいいけど、周りを取り巻く人々がまたあったかくていい。三話どれも読みながら涙目。一応納まるところに納まってしまったので難しいかもしれないけど、続編も読みたいなあ。
2014/03/15
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