乾坤の児 千里伝 (講談社文庫 に 34-4)
乾坤の児 千里伝 (講談社文庫 に 34-4) / 感想・レビュー
るぴん
千里伝完結!かつて共に旅した仲間・絶海は悪の化身に成り果て、バソンは最愛の妻を殺されて絶望し、連れ去られる。神仙達は力を無くし、違う天地に飛ばされた千里のことを誰も憶えていない…。ひどく絶望的な状況から始まった最終巻だけど、決して希望を失わない千里に、初めて主役らしさを感じた。最初は生意気で傲慢で、全然好きになれなかったのに(^◇^;)新しい天地はすごく楽しそうだ。ともかく大団円で良かった☆エピローグ、趙帰真の変わりっぷりが微笑ましい♫
2014/12/19
だいゆー
全てを乗せた天地を作るために…共にあることを諦めない世界。
2014/05/19
きょん
とうとう完結ですね。前巻であそこまで堕ちた絶海をどう救済するかと思ったら、そう来るか。どちらかというと、友情で何とかして欲しかったような気もするなあ。そして、千里くんの成長も著しい天地再生で大団円でしたね。
2014/06/02
LED
ようやく読了。しばらく積ん読になってしまいました。 道〈タオ〉を極めた神仙は、あらゆる執着を切り捨てたかと思いきや、くどいほどに人間に情愛を持ってしまうあたり仁木作品の特徴でしょうか。 千里たちにもう会えないのは淋しいかな。また時間を作って最初から再読しよう。
2014/06/23
shoko
千里伝、シリーズ完結。ふわふわしてない壮大な中華ファンタジー。千里を信頼し「(天地創造を)任せた」と言えるのは凄いこと。それに応えた千里が創った天地はなんとも彼らしい。とにかく大団円。オマケの短編「結束の糸」は趙帰真が可愛過ぎるでしょ。
2014/05/26
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