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人肌ショコラリキュール (講談社文庫 ひ 54-1)

人肌ショコラリキュール (講談社文庫 ひ 54-1)

人肌ショコラリキュール (講談社文庫 ひ 54-1)

作家
蛭田亜紗子
出版社
講談社
発売日
2013-09-13
ISBN
9784062776295
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人肌ショコラリキュール (講談社文庫 ひ 54-1) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

蛭田さん、キレっキレですなぁ。なんてことないただの官能小説と言われてしまえば、それまでなのかもしれませんが、ただ単にエロだけではなく、なんとなくドラマな部分もあり、6編からなる短編集を十分に楽しませてもらいました。蛭田さんが読者に対し遠慮するコトなく、とにかく書きたいようにひたすら書いたのかなと思わせてくれます。あり得ない展開で書かれている作品が多くありますが、それはそれでアリなのかなと。とにかく深くもあり、浅くもあるセクシーな短編集を十分に堪能させてもらえました。蛭田さん、道民としてしっかり応援します。

2019/12/11

まさきち

【読メエロ部】一癖ある女性たちの話を集めた官能小説。ただ全体としてはさらっとした印象でドロドロとはせずに心地よく読め、それぞれの結末も色々な形のものがあって楽しめた一冊。個人的には「あなたモドキ」のゾクッとする結末がお気に入り。

2017/10/17

❁かな❁

R-18文学出身の蛭田さんによる女性の性と心をリアルに赤裸々に描かれた大人のほろ苦い恋愛短編集。蛭田さんの作品を読むのは4作目。今作はちょっと官能小説かなってくらいエロティック。読む人を選ぶ作品かも。かなり大胆にリアルに細かい描写があり出先で読んでる時、内容見られたらどうしようってドキドキ。「あなたモドキ」はびっくりし面白かった!「ヴォルフガング〜」や「サーティーデイズ〜」は意外と読後感いい!少し個性的な性癖の女性のお話もあるけど暗さはなくサラッと読みやすい。どのお話もほんのり希望の見える終わり方が良い♪

2022/01/14

lonesome

一つ目の「あなたモドキ」を読んで主人公の優子はどんな顔をしてるんだろうなんて少し意地悪な気持ちで読んでいたらラストで見事な切り返しが待っていて、このカップルのそれからがどうなっていくのか希望が見えて一本取られた。他の短編も、主人公の女性たちのような人に自分は縁がないけれど、もしかしたらこんな女の子がいるんだろうなってなんとなくリアル感があったし、だけど本当にいたら困るというか嫌だというか、そんなふうに思う自分は女の人を美化し過ぎだろうか。表紙の絵もすごく好きだしタイトルも絶妙だと思う。

2014/06/07

らむり

待ちに待った蛭田さんの新刊。ちょっとエッチで切ない30代女子の恋物語。やっぱり蛭田さんの作品は好きです。

2013/09/17

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