暗殺者の森(上) (講談社文庫 お 47-35)
暗殺者の森(上) (講談社文庫 お 47-35) / 感想・レビュー
KAZOO
イベリアシリーズも長く続いています。第6弾でいよいよ佳境に入ってきています。それにしてもよく続いていると思います。逢坂さんはスペインの現代史に詳しいのですが、その知識を駆使して書かれているような感じがします。ドイツでは映画にもなったヒトラー暗殺計画が持ち上がり、ということで、ほとんどの人が知っていることですがその中に男女の関係などを入れたりして物語として面白くしようとしています。
2014/11/10
RIN
イベリアシリーズ第6弾。初作の『イベリアの雷鳴』から17年・・・。なかなか読み終えたくなくて長く積読なっていた本作をようやく読み始める。本作の主眼はワルキューレ作戦。いよいよ枢軸国の戦況危うくなってきた1944年が舞台。物語の主戦場はヨーロッパ大陸なのだが、日本と鏡のようなドイツに関し、国内外からの視点で語られる情報戦は極めて興味深い。それにしても、当事者たちは必死だったんだろうが、外から見た日本のなんとお花畑なことか。。。島国だからなのか、敵対国が海を隔てた遠いアメリカだったからなのか・・・下巻へ。
2016/12/02
えと
イベリア・シリーズ第6弾前半。ヒトラー暗殺未遂事件&陸軍クーデターを中心とした話。反ヒトラー派による暗殺の試みは何度となく実行されたが、今回も失敗に終わる。事細かに場面が展開してテンポよく読めました。このころになると日本も東條内閣が解散。どの国もそろそろ戦後の世界勢力図を念頭に置いて動いている。下巻へ。
2016/04/24
ひで
段々と佳境へ。
2017/02/09
秋乃みかく
★★★★☆ イベリアシリーズ第6弾。連合軍によるノルマンディ上陸作戦や、ヒトラー暗殺未遂事件など、世界大戦も終盤にさしかかっていますね~。北都とヴァニジア、敵国の情報員同士である二人がこれからどうなってしまうのか、全く想像がつかない…。早速下巻へGO!
2013/11/03
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