人類資金5 (講談社文庫 ふ 59-17)
人類資金5 (講談社文庫 ふ 59-17) / 感想・レビュー
absinthe
悪い意味で評判どおりだった。有名な米軍の将官の名前も登場し、戦後史にやっと小説ならではの闇歴史も登場するが。説明的な文書を延々と読まされると、読み続けたい意思がくじけてしまう。資本主義に関する著者の主観が羅列されるが、すでにI~IVで書いたことの繰り返しも多い。地の文の説明ばかり読ませて、人物が全く動かない。
2019/08/02
gonta19
2013/12/14 Amazonより届く。 2022/7/22〜7/25 ルールの変更を望まない勢力に捕まった暢人。旧勢力が牙を剥く。いよいよあと2巻。
2022/07/25
s-kozy
ついにM資金のMの真相が明らかに。冒頭で示されていたように太平洋戦争に端を発する物語は一族三世代に渡る相克の物語だったのね。M資金にまつわる謎解き、ミステリー的話題はほぼ中身が明らかになった模様。あとは現在を生きる真舟ら人間たちの物語になるのかな?
2016/02/03
HANA
シリーズ五作目。前巻で謎に包まれた「M」の正体が明らかになったに引き続き、本書ではいよいよその目的とM資金の由来が明らかになる。のだけどその為か一巻丸々使っての説明回となっている。目的については会話の中で明かされるという体になっているので、著者の登場人物に見られるどんな立場になっても見られる青臭さ、自分はこの青臭さ好きなのだが、それが見られる為読み進めるに苦では無かった。ただM資金の由来となるとそれが消え完全な説明となっているので、読んでいて興が乗らない。偽史としての戦後史には惹かれるものがあるものの…。
2022/08/25
sas
奪取した10兆円の使い道は後進国にPDA(パソコン)をばらまくことだった。それで世界が変わるというが全くピンとこない。M資金についても詳しいことが分かってきた。しかし、「資本の暴走」「”ルール”の限界」「資本共生主義」など延々と繰り返される議論。読むのがつらい。5巻まで読んでしまったのでしょうがない。次巻へ。
2014/06/24
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