警視庁情報官 サイバージハード (講談社文庫 は 92-9)
警視庁情報官 サイバージハード (講談社文庫 は 92-9) / 感想・レビュー
tengen
警視庁情報官シリーズ第5弾。 警視庁情報室を後進に委ね、自らは秋葉原を地元とする万世橋署の署長となる。 欧米の銀行ATMがハッキングされ、秋葉原にあるATMにも被害が発生した。 今回のターゲットはサイバーテロ。 事件に関わった黒田署長は古巣情報室と共に、世界を股にかける伝説のクラッカー「ビッグ・アルマジロ」を追う。
2021/02/08
おいしゃん
今回も黒田警視の人脈フル活用で、爽快な展開。怪しいなとみていた身内はやっぱり… そして思いもよらない甘々なラスト! この緩急の付け具合が、濱作品の好きな理由でもある。
2020/04/16
KAZOO
この本はここの読み友さんの感想を読んで、おもしろそうだと思い読んでみました。この作者のものとしては初めてでしたが、はまってしまいいっきょに読んでしまいました。ATMの事件から始まり、それがセキュリティ関連の事件ということで興味が尽きなく今後この作者のものをさかのぼって読んでみようと思っています。
2014/08/10
Syo
いいなぁ。 さて他のは…。
2021/11/28
Yunemo
黒田のスーパーマンぶりに、スカッとする読後感。目的が金銭であれ宗教であれ、現実に起こり得る事件、サイバーテロへの恐怖感は日々募ってきている現状。こうした背景の下での情報戦、追求すればするほどイリーガルな世界へ入り込んでしまう。この矛盾を自身の正当性でクリアして初めて成り立つんでしょうね。自身の倫理観の座標軸がぶれたら落ちるだけ。そんなことを考えてしまいます。信頼できる人からの小さな一言の積み重ね、これが出来ずにもがいている現状。楽しめるんだけど、詳細部分と雑駁部分の乖離に、ちょっと不満が残るのも事実です。
2014/01/26
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