岡本太郎という思想 (講談社文庫 あ 126-1)
岡本太郎という思想 (講談社文庫 あ 126-1) / 感想・レビュー
ダージリン
岡本太郎の民族学的な著作に惹かれていたところに、この赤坂憲雄氏の本を見つけ、大変興味深く読んだ。岡本太郎の引用によって、太郎をして太郎に語らしめるという意図のもとに書かれている。太郎は「これからの人」だと言うが、確かに大きく時代に先駆けていた人であろう。今の時代こそ岡本太郎の思想を読み解いていかねばならないのではないだろうか。
2017/11/08
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
岡本太郎氏の著書を通して、著者が岡本太郎と「対話」し岡本太郎の「続編」に〈なる〉事を試みた一冊。自分はまだまだ岡本太郎氏との「対話」が浅いので、この本の内容の一割も理解できていないが、岡本太郎氏の著書を読み直した上で再読しようと思う。
2014/01/30
Tenouji
そう、太陽と大地、仮面と生贄、人間と聖性…「グラン・ヴァカンス」を読んだ後なので、余計にスラスラ読めた。人間…なんと矛盾した存在か。そもそもが空間を瞬間的に切りつけた傷のようなものなんだ。
2014/03/15
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