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時の鳥籠(下) (講談社文庫 う 47-6)

時の鳥籠(下) (講談社文庫 う 47-6)

時の鳥籠(下) (講談社文庫 う 47-6)

作家
浦賀和宏
出版社
講談社
発売日
2014-05-15
ISBN
9784062778145
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時の鳥籠(下) (講談社文庫 う 47-6) / 感想・レビュー

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W-G

同じシーンの別視点での繰り返しが、少しくどく感じる。朝倉が後半にかけて、やたら安藤マンセーになっていくのが不自然だったり、ループの始まりの説明がつかなかったり、露骨に目につく粗はあるのに、それらを突き抜けていく勢いみたいなものは…ある方か?シリーズのここから先はまだ読んでいないので、回収されていない伏線で驚かされるのか、それ次第で評価は変わるだろう…と『記憶の果て』のレビューでも書いたが、はたして全部スッキリするのか。「結局まんまSFかい!」というところに拒否反応が出るかどうかで満足度が大きく変わる一冊。

2018/07/29

みっちゃん

前作【記憶の果て】の中の「俺は、浅倉に聞かされたその話をここで語ることなどしない」の一文には「はあ!?」と思ったが、まさにこれが浅倉自身によって語られた彼女の物語だった。ねじれて、こじれて、歪んだこの因縁は、まさに「時の鳥籠」だ。まだ明らかにされない謎、この物語でさらに生まれてしまった謎も、ここから続く作品群で明らかにされるのだろうか。

2015/07/18

きっしぃ

記憶の果てと間を置かずに読んでよかった。これは対をなす物語。青春小説なのか、ミステリーなのか、SFなのか、暗くて鬱展開は、まさに浦賀作品。ここまでは再読だけど、次作『頭蓋骨の中の楽園』以降も積んでるので楽しみ。今年は浦賀作品にどっぷりかな。

2020/01/12

ソラ

何とも救われない話。何ていうか面白かったのか面白くなかったのかなんともよくわからない話。

2014/08/22

Junichi Yamaguchi

『シナリオ』… 「記憶の果て」の対となる作品。 シリーズの主人公の出生の秘密。 2作品を読んでシリーズの幕が上がった印象。 多少のや「何故?」は残ったが、シリーズを追いかけるうちに解消するのかな? まぁ、解消されなくても充分に堪能できる作品だったが。。

2019/07/11

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