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天魔ゆく空(上) (講談社文庫 し 42-21)

天魔ゆく空(上) (講談社文庫 し 42-21)

天魔ゆく空(上) (講談社文庫 し 42-21)

作家
真保裕一
出版社
講談社
発売日
2014-04-15
ISBN
9784062778169
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天魔ゆく空(上) (講談社文庫 し 42-21) / 感想・レビュー

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ぱちお

この時代はやはり戦国時代ほどのはでさはない。応仁の乱の後もずるずる戦が続くので、もっといろんな話が読みたい。政元は鋭いがかなりの変人らしいので畠山義就らとの絡みがあるかと後編に期待。

2017/07/05

onasu

応仁の乱以後、体制内最後の有力者で奇人とも伝えられる細川政元。幼名通りの聡明さの一方、一生妻帯せず、修験道の修行に出てしまう等、他でも読んではいたが、幼少の折からというのは初めて。  上巻は応仁の乱の只中に父親の勝元を亡くし若年で跡目を継ぎ、東軍の大将として和睦を結ぶところから、後の将軍継承のぐだぐだの序章まで。  女嫌いとも伝えられるに、異母姉安喜(アキ、法名洞勝)を配したのは話し上手。その安喜を始め、養育係の細川政国、大御台所・日野富子等、話者を替えていくのもおもしろい。読友さんへ謝意を表して下巻へ。

2023/03/29

TheWho

応仁の乱で、東軍の総帥であり、室町幕府管領・京兆家細川勝元の嫡男で、後に明応の政変を引き起こし、戦国時代に突入させた風雲児で、半将軍と呼ばれた細川政元の生涯を描く上下巻の歴史絵巻。絶大な権力者細川勝元の一人息子でありながら、母が敵対する西軍の総帥山名宗全の息女であり、かつ不義の息子と噂され細川一門から疎まれ鬱積した少年時代から、類まれな知性と行動力で、幕府一の権力者に上り詰める。しかし、長享・延徳の乱後の将軍継嗣の暗躍に負け、後の明応の政変に引き継がれる。次巻が楽しみです。

2021/09/23

ざれこ

この時代には詳しくないので興味深く読み進めました。ちょっと文章が読みにくいかなあと思う箇所もあり行きつ戻りつしながらでしたが。敵方の母から産まれ、複雑な家の事情で醒めきってしまった政元の、唯一信じられる姉に対する思いは切実で、つらくなりました。姉弟(しかし血は繋がってないかもしれない)設定って少女漫画の王道の一つじゃないですかね、なんて思ってテンション上がっちゃって読み方間違ってる感じでしたすみません。下巻も興味深い。

2016/04/22

yomomo

応仁乱で有名な細川勝元の息子細川政元。天狗の知恵を持つ。明応の政変。

2023/11/01

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