童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚 (講談社文庫 た 95-26 薬屋探偵怪奇譚)
童話を失くした明時に 薬屋探偵怪奇譚 (講談社文庫 た 95-26 薬屋探偵怪奇譚) / 感想・レビュー
ち~
シリーズ⑤内容が書き変わる祖父の遺品の本。孫からの依頼を受けた探偵の助手が深山木薬店を訪れた。私立探偵VS秋。探偵助手が体験した怪奇現象などホラー色が強いと思わせておいて、本のカラクリはしっかりミステリーで面白かった!
2024/06/09
烟々羅
去年の、文庫版が新刊のころに、娘が自分からのリクエストで「雰囲気探偵」独立短編集を買い与えたときに同時購入。未読のまま兵庫の寝室に置いていたのを今回手に取った。 娘に報告して問われ「薬屋探偵奇譚はみな面白いよ、まとめて読むと五冊目くらいで疲れるけど、今回のように間をおいて読む分には」と書いたのがすべて。 わたしがヒトデナシな口説き魔から年喰ってふつうのひとの感性になったせいか、座木さん突っ走ってるな、と思った。むかしはなぜ座木さん怒られるのかわからなかったものだ
2015/02/08
はなん
ああ、番外編、だったのか。正直言って…この雰囲気探偵さんペアがものすごく苦手で、大変読むのに苦労してしまった。私の中でこのシリーズがどんな物なのかが分かったからいいか?秋、座木、リベザルがしっかり中心にいてくれないと、その世界の表される不思議感覚や表現に楽しさを感じられないのだな。と言うわけで、今回楽しんだのは作戦会議と反省会、でした。
2014/10/13
みとん
別書『雰囲気探偵鬼鶫航』とのコラボ。鬼鶫探偵事務所へ依頼されたのは、見るたびに内容が変わる本のこと。亡き祖父の形見だが、自分が恨まれているのではないか調べてくれ、というものだった。内容が書き変わることが人外の仕業かもしれないと疑った鬼鶫の助手の佐々は薬屋へ依頼。秋を好敵手と定め、勝負を持ちかける鬼鶫。今回は一般人から見た薬屋3人組ということで、チラチラと見える変な行動で彼らの様子を想像したり、それで補えないところは彼ら主体の視点に代わったり。「おれたちヤモリ」が憎めない可愛さ(笑)“彼女”は何?人形かな?
2015/03/22
ソラ
【整理・再読】
2023/01/03
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