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風のマジム (講談社文庫 は 103-2)

風のマジム (講談社文庫 は 103-2)

風のマジム (講談社文庫 は 103-2)

作家
原田マハ
出版社
講談社
発売日
2014-08-12
ISBN
9784062778879
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風のマジム (講談社文庫 は 103-2) / 感想・レビュー

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W-G

私は酒が弱い。酒の味が分からない人間だ。全く飲めない訳ではないが、モヒートを飲むならコーラの方が嬉しい。酒を飲めない人間は人生の何割かを損するらしいが、この作品を楽しむにあたって、私は一体、何割の損をしたのだろう。酒を美味しく飲める人は一体どんなレベルでこの作品に感動出来るというのか…などとネチネチ考えながらあとがきを読むと、原田さんも下戸らしい。じゃあきっと損してないなと一安心。朝ドラ風味の良作でした。マジムとおかあとおばあは完全にあまちゃんキャストに脳内変換。サクッと読めてほっこり出来る清涼剤。

2016/08/29

しんごろ

派遣社員の女性が沖縄産のラム酒を製造する事業を起ちあげる話!面白すぎるわ(^^)沖縄には、まだ行ったことがないので行きたくなります(^^;)人の温かさ、優しさ、家族の愛情、郷土愛が優しく温かく包みこむのを感じほっこりします(^^)主人公の一生懸命さが、すごく伝わります(^-^)そして当然のようにラム酒が飲みたくなるね(笑)あとアセロラワインも飲みたくなるね!何度も再読したくなる本です!BGMには九州男があいそう(^^)あと、鈴木祥子『風の扉』もいいかと(^^;)【読メ通算100冊目の読了本】

2016/08/19

ミカママ

あとがき読んで、なんとこれがbased on true storyであることに驚き!沖縄の風に吹かれてみたい、「コルコル」飲んでみたい。

2017/11/05

yoshida

伊波まじむは派遣社員。派遣先で社内ベンチャー募集の告知を知る。正社員でも派遣社員でも応募可能。まじむは沖縄のさとうきびでラム酒を造りたいと漠然と考えていた。まじむは、故郷の沖縄産のさとうきびでラム酒を造る事業でエントリー。社内プレゼンを通過してラム酒を造る事になる。目の前に立ち塞がる沢山のハードル。挫けそうになるまじむを、おばあや周りの人々、そしてまじむの強い想いで越えて遂にラム酒は完成する。何かを為すには強い想いが必要。懸命に動けば誰かが力を貸してくれる。その事を思い出させてくれた素晴らしい作品です。

2016/10/09

三代目 びあだいまおう

感涙、落涙、泣いた!何度も。若い派遣社員の女性が社内ベンチャー公募で『沖縄でラム酒を作る!』と地元愛を大事に奮闘するサクセスストーリー(実話)。無謀なチャレンジなんだけどその情熱と本気が周りを揺さぶり動かす!沖縄の風景と人々の優しさ、なにより『おばあ』の想いが食い込む❗「あたりまえさ、風ぬ育てた酒なんだから!」 今の日本、女性の感性と能力を大切にできる組織しか生き残れない!女性起業家の『裸でも生きる』も泣いたが、原田マハさんのこれは一気読みの最高傑作‼️🙇あぁ、なんて素敵なチャレンジ?まじむ!大好き💕

2018/12/16

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