10分間の官能小説集3 (講談社文庫 し 96-3)
10分間の官能小説集3 (講談社文庫 し 96-3) / 感想・レビュー
けいこ
やっと最後の3巻目。バラエティに富んだ官能小説10遍。小手鞠るいさんの『愛のおけいこ』と乾くるみさんの『木曜の女』は既読だったけれど、この2話と坂東眞砂子さんの『ハレルヤ』は「そうくるか!」って展開で面白い。ラストは団鬼六さんのエッセイ。谷崎潤一郎まで出して語るソレ、、はい、恐れ入りました(笑)
2022/01/21
drago @竜王戦観戦中。
短い短編ばかりだけど、十分楽しめた。 ◆マイベストは、やはり団鬼六。自叙伝的な展開からはじまり、思わずニヤけてしまう見事なオチまで、小説として秀逸な一品。 ◆次点は睦月影郎。やはり官能の専門家は一味違う。 ☆☆☆☆
2022/10/21
しゅえ
団鬼六氏の安定感たるや。官能小説で後味スッキリなのはないのか~と思いながら読み進めたので、氏のエッセイ読んでちょっと笑ってしまった。
2020/08/20
サキ
坂東眞砂子さんの「ハレルヤ」の近未来SF的なオチがよかった。安定の睦月影郎さんは、女性も抵抗なく読める男性向け作家さんだと思う。
2016/03/30
バナナチョコ
官能小説を読んだのは中学生以来(笑) その時も感じていたけど、ストーリーも思った以上にしっかりしていて、普通の小説の方が官能小説っぽい時がある。 短編なので読みやすいのと、作者ごとに表現や性癖が違うところが良いところ。 また、このシリーズはこの人も書くんだ~っていう新鮮さもある。
2021/01/08
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