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真夜中の探偵 (講談社文庫 あ 58-19)

真夜中の探偵 (講談社文庫 あ 58-19)

真夜中の探偵 (講談社文庫 あ 58-19)

作家
有栖川有栖
出版社
講談社
発売日
2014-08-12
ISBN
9784062779005
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真夜中の探偵 (講談社文庫 あ 58-19) / 感想・レビュー

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ソラ

面白かった。前作よりも読みやすかった気がするし。ただ、これはSFとして扱うのか本格として扱うのか…。

2014/08/23

Yobata

「論理爆弾」を読むのにノベルス版既読済みで文庫版再読。空閑純シリーズ第2 弾。大阪「水の棺」事件。景以子達とも連絡を取らず退路を断ち、1人探偵になるための修行を積む純は、勇ましくもあるけど寂しさも募るねでもそれが純が歩みだした探偵の道なんだろうね。しかも今回の事件は元探偵の非行に関わる事件で、純がそれを解いてしまい、より探偵という職業の醜聞を悪くする結果になってしまうも、それでも探偵を諦めない純。世界がたとえ真夜中のように闇に包まれても、一筋の光になるよう探偵になり希望を見つけ出す。純の意思の強さは凄い。

2015/11/26

rio

母親は行方不明となり、父親は逮捕された中、一人気高く生きる17歳の純の前に母の過去を知る人物が現れ、さらには殺人事件に巻き込まれてしまうソラシリーズ第2弾。ミステリーというよりSFに近い物語です。前作では厳しい現実に直面する終わり方でしたが、めげずに探偵として生きることを努力する純に共感を覚えました。登場人物や探偵業に纏わる情報も増えかなり世界観が広がった印象です。最後に母に関する情報が開示されましたが、まだまだ謎が多いので謎とともに、時代や社会に対抗する純の成長も見守りたいです。

2014/09/13

佐島楓

探偵ソラシリーズ第二弾。今作では学校を辞め一人暮らしを始めた純の孤独と、それに負けない行動力が書かれる。前作ではよくわからなかった謎も顔を出し始める。そして、探偵ソラもまた・・・。聡明な、でも年頃の女の子である純のこと、好きになれてきました。早く親子三人で暮らせる日が来ますように。

2014/09/21

Yuki

ソラシリーズ2作目。前作の出来事をきっかけに、大阪にて父方の親戚に見守られながらもアルバイトをし独居生活を営む純。探偵になりたいと思っていても日常生活で精一杯の中、思わぬ人物と出会うことになる…。純の成長物語はもちろん、収監中の父や行方不明の母、対立する明神警視の思惑も気になる。そしてやはり、舞台が大阪に移ると風景描写に筆が乗ってる気もするし、関西人としてはあそこだ!となって嬉しい。それにしても変装するためにバイト代をやりくりして服を揃え、メイクを頑張る姿がいじらしい。この作者が書く女子が私は好きだ。

2018/02/04

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