カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉> (講談社文庫 た 121-3)
カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉> (講談社文庫 た 121-3) / 感想・レビュー
mocha
放心状態・・まさか こんなところで finって殺生過ぎる。戦争により学院が閉鎖されてから4年後、オックスフォードの学生となったシャーロットは、まさかの方法で再びインドの地を踏む。インドの政治情勢やたくさんの王族の関係に頭が置いてかれそうになりながら、シャーロットってすごく賢いんだと感心する。3巻にして完結どころか、さらに複雑な様相を呈して来た物語。お願いです。続きを早く読ませてください!!
2017/07/29
七色一味
読破。4年の歳月が流れ、かつてオルガ女学院に集った彼女たちも、戦争と政治の波に揉まればらばらに。そんな状態でも、シャーロットのココロは「あの」インドと「カーリー」へと向いています。この辺りは、とても才媛とは思えないほど少女趣味が全面に。これが後に自分のクビを締めることになる、ような気がするんだけどなぁ。まぁ、すったもんだで舞台はインド。しかし、シャーロットの少女趣味を上回る勢いで、インドの政情は混沌と渦を巻き、その中心にシャーロットも巻き込まれていく…筈です。ですよね?
2015/02/13
fullhouse
待望の「カーリー」最新刊!!前巻までの甘々な学園生活から数年、主人公シャーロットの成長と戦時下のインド情勢が描かれている。シャーロット、たくましくなったなぁ。前半は世界の情勢やインドのしきたりにページをとられて、話が動き出したか!?ってところで終わってしまった。もう、思いっきり翻弄されました。皆さんも書いておられますが、早く続きを~!!
2014/10/19
りょうこ
待ってましたカーリー第3段!今回は前作までと雰囲気が変わりインドの政治的情勢や藩王国とイギリスとの関係など、歴史書的な感じが強いが、かなり面白くて読めた。早く続き読まないと単語忘れそうだよぉ!早く続きを!
2014/10/20
梨姫
解説に、2巻と3巻の間が発行までに8年空いたと書かれてあったので、間を空けずに3巻まで読めた自分は幸せだと思った。と、同時にもう4巻を心待ちにしている自分がいる。喉から手が出る程、シャーロットとカーリーの行く末を早く知りたい。1巻で非常に子供っぽかったシャーロットも大分大人になって、持ち前の行動力で偽装婚約をして、インドへ渡った。相変わらず行動には深い思考が伴っていないが、カーリーへの情熱は痛い程分かるので、彼女の振る舞いにも共感は出来る。カーリーがちょびっとしか出てこなかったが、格好良かった!
2015/01/15
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