ジョン・マン2 大洋編 (講談社文庫 や 55-5)
ジョン・マン2 大洋編 (講談社文庫 や 55-5) / 感想・レビュー
niisun
一般的に「長い年月に渡る歴史を書きつづった小説」を川の流れになぞらえて『大河小説』と言ったりしますが、まさにその王道を行く素材だし、筆致ですね♪ むしろ“大河”を超えて『大海原小説』と言っても良いかもしれません(笑) この2偏は、異人とのファーストインパクトで、異文化交流という最も興味深い場面で、読んでいて楽しかったですね。 そして、意外とジョン・マンの辿った人生について、これまで多くを知らなかったなぁ〜と思わされる作品です。 まだまだ続編が控えているので、今後も楽しみです♪
2014/11/21
との@恥をかいて気分すっきり。
遭難した万次郎たちは鳥島に漂着し、ジョン・ハラウンド号に救助される。封建社会の小さな島国とアメリカ資本主義社会の巨大な国の違い、考え方も生活も言葉も、、、万次郎たちは圧倒され、戸惑う。しかしここで万次郎たちは持ち前の聡明さと努力でハラウンド号のクルーの信頼を得ることになる。単なる航海記や自伝ではなく、人生模様が伝わってきて面白い。
2014/11/17
誰かのプリン
捕鯨船に助けられてから二年。会話だけは英語でやり取りできるようになった。仲間はハワイに残り、万次郎のみ捕鯨船で活躍する。いよいよアメリカ大陸へ。
2018/04/17
あらあらら
やっと捕鯨船に助けられる五人。そして一人になったマンジロウ。若さゆえの好奇心と順応性。おじさんたちには無理だよな。
2016/03/09
ジロリン
いよいよ、ジョン・万次郎としての人生を歩み始める主人公。アメリカ本土に到着してからの物語が楽しみ。と、いうかジョン・マンだったのね。長嶋の「ミスター」みたいな尊称だったとは初めて知った。まぁ、どこまでフィクションなのか、判別できるほど知識はないので、山本一力さんが語ってくれる物語を、そのまま受け入れることにしましょう。
2014/10/24
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