仏教のこころ (五木寛之こころの新書 1)
仏教のこころ (五木寛之こころの新書 1) / 感想・レビュー
くらーく
2005年発刊か。その頃、仏教ブームだったのか?20年程前だよなあ。記憶が無いけど、役員を交えた読書会で、大河の一滴が取り上げられたことがあったような。五木氏はブームだったかも。 本書は、五木寛之こころの新書のなかの1冊。 内容については、まあ、さらっと流してしまった。河合隼雄氏や玄侑宗久の対談は興味深い。五木さんて、対談上手なのかもな。本当に、日本仏教って、融通無碍というか当意即妙と言うか、曖昧模糊と言うか。神仏習合だものねえ。(知っている単語を羅列しました)。世界に啓蒙して研究してもらうと良いかもな。
2024/09/05
カツドン支持者
情念は大切だ。泣きたい時にはちゃんと泣くべきだと言ってくれる五木さんの優しさが心に沁みるんだよなぁ… 己の弱さを認めながらも力強く生きようとする。これが大切なんだと思いましたね自分の中では。 神仏習合を肯定し、外来モノをすぐに取り入れてきた日本には共生と寛容の精神が息づいていたわけですね。 ごちゃ混ぜ輸入文化大国である事を誇る。そういう奴が最後に残る。
2017/12/10
マサトク
仏教についての雑文と対談をごしゃっとまとめたもの。個人的には玄侑宗久さんとの対談は読めて良かった。あとはまあ、ちょこちょこと参考になる部分もあり、という感じ。日本の宗教観が良い意味でのシンクレティズムである、というのはわかるなー。その辺りはもう少し、深く掘った本を読みたい。
2015/01/16
na
アニミズムに今一度立ち帰る
2012/03/29
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